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竹生島の見どころ3:国宝「唐門」と重要文化財「観音堂」
竹生島の見どころ4:重要文化財「舟廊下」
竹生島の見どころ3:国宝「唐門」と重要文化財「観音堂」

(画像=『たびこふれ』より引用)
続いての見どころは、国宝「宝厳寺 唐門」および重要文化財「宝厳寺 観音堂」です。唐門は京都・東山の豊国廟の極楽門を移築したと伝わるもので、土地の条件から、観音堂に接して建てられています。
2006年にオーストリアのエッゲンベルク城で豊臣期大坂図屏風が発見され、絵中にはこの門が大坂城にあった姿で極楽橋の形が描かれていることから、竹生島の唐門は秀吉時代の大坂城の唯一の建物と注目を集めています。

(画像=『たびこふれ』より引用)
唐門と観音堂に施された、豪華絢爛な「桃山様式」の美しい彫刻や鮮やかな文様は、とても見応えがあります。加えて2013年度より実施されていた、唐門、観音堂、舟廊下の修復作業が2020年に完了したので、さらに美しい姿を楽しむことができます。
竹生島の見どころ4:重要文化財「舟廊下」

(画像=『たびこふれ』より引用)
続いての見どころは重要文化財「舟廊下」。「宝厳寺 観音堂」と「都久夫須麻神社 本殿」を繋ぐようにして建てられた、全長30mの廊下です。

(画像=『たびこふれ』より引用)
豊臣秀吉の御座船「日本丸」の一部を利用して建てられた、桃山時代の建築様式を残す貴重なもので、傾斜地に建てられているため、土台は清水の舞台などで見られる「舞台造り」で支えられています。