日本人はアルファベットアレルギー?

一方で、最も広告だと認識されにくい言葉は「献本」で、わずか5%しか広告であることを理解できないという結果となった。他にも「Ambassador」(6%)や「プレミアムパートナー」(7%)、「アソシエイトプログラム」(8%)、「Supported」(9%)などが1割に満たない数字を記録した。
ここでおもしろいのは、6%のAmbassadorに対し、「アンバサダー」とカタカナになると15%に増加していることだ。9%のSupportedも「サポーテッド」となると13%に増加するなど、全体的に英語表記のほうがカタカナ表記に比べて、半分程度の理解度に減少している。多くの人が「英語で書かれると広告だとわかりづらくなる」ことが明らかとなった。
ネット上でも「横文字だと広告だとわかる比率が顕著に低下するようだ」「逆に(消費者に広告であると)認識してもらいたい場合は、日本語表記必須ですね」などの反応が寄せられた。
中には「エラーメッセージが英語だと読まない人がいるのと符合するな」と指摘する人もおり、日本人のアルファベットに対する苦手意識が浮き彫りにされたような結果となった。今後は、自分の身を守るためにも英語で書かれた文章ほど、よく目を凝らして内容を確認すべきなのかもしれない。
出典元:「事業者が講ずべき景品類の提供及び表示の管理上の措置についての指針」の一部改正案及び「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」の一部改定案に関する意見募集について【消費者庁】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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