目次
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の「宇宙エリア」
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の「屋外展示」
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の「宇宙エリア」
ロケットで地球から飛び出し人工衛星の浮かぶ軌道上、そして惑星探査へ。宇宙への挑戦の物語と最新テクノロジーを「宇宙の旅」気分で味わえます。


S1 空から宇宙へ
「飛行機の発明から半世紀。人類の宇宙への挑戦が始まった。そこには地球とは全く異なる世界が広がっていた。」
重力を振り切って空から宇宙へ旅立ちました。宇宙エリアへの入口では、H-Ⅱロケットを打ち上げた初の国産エンジン「LE-7エンジン」が展示されています。

衛星等の積み荷を守る「フェアリング」です。高さ12mの巨大なフェアリングは試験用に各務原で製造された実物です。

S2 宇宙への出発-ロケット-
「宇宙までは約100km。遠い距離ではない。しかし特別な乗り物が必要だった。」
ロケットに夢と希望を乗せて打ち上げです!
日本の歴代 ロケットが勢ぞろい。奥からH-ⅡAロケット、H-ⅡBロケット、h2ロケットの1/20模型です。

S3 宇宙から地球のくらしを支える-人口衛星-
「天気予報、カーナビ、衛星放送、衛星通信。私たちは意識せずとも日々、宇宙を利用している。」
地球の周りを飛んでいるたくさんの人工衛星。ここでは、ごろんと寝転びながら衛星から見た地球の画像を眺めることができます。

S4 人を宇宙に送る−有人宇宙開発−
「宇宙に行きたいという太古からの人類の夢。だれもが宇宙に行ける時代はくるのだろうか。」
エリアの中央には、宇宙の有人実験施設『国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」』の1/1模型が鎮座しています。

国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の内部です。

JAXAの協力を得て作られた「きぼう」の1/1模型は、内部の様子もリアルに再現されています。

右側にはスペースシャトルの1/25模型が展示されています。

船外の実験プラットフォームで様々な作業を行うときに着ている宇宙服をイメージした(?)立体顔出しパネルです。

S5 宇宙と生命の謎を探る-宇宙探査-
「宇宙の始まりの謎は解き明かされつつある。しかし生命の始まりはまだわからない。そのカギはきっと宇宙にある。」
宇宙と生命をめぐる謎。そのカギを探るべく、宇宙では数多くの探査機が活躍しています。火星に生命が存在した証拠になるかもしれない有機物を発見した「キュリオシティ」や今注目の「はやぶさ2」など、現在進行形で宇宙を探査している機体の実物大模型に出会えます。
小惑星探査機「はやぶさ2」の1/1模型です。小惑星イトカワへの探査が映画やドラマの題材にもなった「はやぶさ」の後継機です。2014年に打ち上げられ、2018年6月27日に目的地の小惑星リュウグウに到着しました。2020年にリュウグウのサンプルが入ったカプセルを地球に届けた後、現在は次の目的地へと向かっています。

火星探査機「キュリオシティ」の1/1模型です。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の「屋外展示」
駐車場から建物入口までは、戦後日本で初めて開発・量産された旅客機「YS-11」実機など4機を展示しています。実際の飛行機やヘリコプタ-の大きさや迫力を、間近で楽しむことができます。
※不定期で機内公開が行われます。最新情報は公式サイトやSNSでご確認ください。


<川崎 V-107Aヘリコプター>

<日本航空機製造 YS-11A-500R 中型輸送機>

<新明和US-1A救難飛行艇>

<川崎P-2J対潜哨戒機>
展望デッキへ出ると屋外展示機を上から見下ろすことができます。これだけ大きな飛行機を上から見下ろすのは、なかなか体験できないことですね!
