シュノーケリングやダイビングの醍醐味の一つは、海の生き物の世界に浸れることです。色鮮やかな熱帯魚に囲まれるのは、とても感動的な体験です。そのため、ダイバーやシュノーケラーの中には、魚にもっと近づいてもらおうと、ご飯やパンなどのエサをあげる人がいます。
しかし、このような行為は魚や環境に害を与えていることをご存知ですか?ここでは、魚にエサを与えてはいけない理由をいくつかご紹介します。
1.生態系のバランスを崩す
海洋生態系は水中のコミュニティであり、すべてがつながっている生命のネットワークです。つまり、一見小さな変化が、大きな影響を及ぼす可能性があるのです。シュノーケラーやダイバーが魚にエサをあげると、魚の本来生まれ持つ行動が変化し、生態系の微妙なバランスが崩れてしまいます。その結果、サンゴ礁そのものが破壊され、サンゴ礁が支えるさまざまな生命が失われる可能性があるのです。
提供元・oceanα
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