ミニストップは、「ソフトクリームバニラ」の販売時に提供しているスプーンをプラスチック製からコーンでできた「食べるスプーン」に切り替える。全店導入すると、年間約47トンの使い捨てプラスチックを削減できる。
ソフトクリームはミニストップが1980年に創業した当時から販売している看板商品で、2021年度には年間2354万個以上を販売した。
ソフトクリームの容器はコーンか紙製カップを選べるようになっているが、スプーンはコーンに変更する。
5月末から千葉県の直営2店舗で実験的に「食べるスプーン」への切り替えを開始、6月24日からは九州・四国の店舗に順次広げている。今後も対象エリアを拡大していく。
ミニストップは2030年までにプ使い捨てプラスチックの利用量を18年度比で半減させる目標を掲げており、店内手づくり弁当の容器をプラスチック製から紙製に変更したり、弁当容器のプラスチックを軽量化したりする取り組みを行っている。
提供元・DCSオンライン
【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」