毎日ギラギラの太陽に照らされている石垣島からこんにちは!突然ですがみなさん、南の島に来たら思わず「おお!」と思わず声が出てしまう絶景や、水平線に沈む夕陽、見たいですよね!?

今回は石垣島在住ライターの私が、お気に入りの絶景スポット「御神崎灯台」をご紹介します。石垣市街からも気軽に行ける距離なので、ドライブがてら灯台と絶壁と海が織りなす風景を目指してみてください!

目次
御神崎はこんなところ
御神崎からの景色

御神崎はこんなところ

御神崎は、石垣島の西側に突き出した屋良部半島にある岬です。

※御神崎=「うがんざき」もしくは「おがんざき」と読むそうです。

レンタカーなら石垣空港から約45分、離島ターミナル付近からは約35分と、ドライブにちょうどいい距離にあるのが嬉しいところ。どちらの方面から来ても、県道79号線から屋良部半島へ折れると行き交う車も少なくなり、海沿いの景色を眺めながら走れるのが気分爽快です!

夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
(画像=『たびこふれ』より 引用)

「御神崎」の看板が見えたら、矢印に従って急坂を上がって行きましょう。曲がりくねった道の先で、青空と白い雲を背にした真っ白な灯台が出迎えてくれます。建物自体の高さは約17メートルですが、岬の上に立っているので海から見ると約62メートルの高さがあるのだそう。

夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
(画像=『たびこふれ』より 引用)

普段は見上げることしかできない御神崎灯台ですが、11月1日の「灯台記念日」近くの休日には内部が一般公開されることも。ぜひ上ってみたい!という方は、灯台を管理する石垣海上保安部に問い合わせてみてくださいね。

夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ちなみに御神崎は「神が降りてくる聖地」と謡われている場所。駐車場とトイレ、自動販売機があるだけで、土産物屋や食堂はありません。純粋に絶景を体感しに行く場所、海の安全を願う場所(むかし沖合で起きた海難事故の慰霊碑や観音像もあります)、それが御神崎灯台なのです。

御神崎からの景色

では、その絶景を方向別にご紹介しましょう!

1. 絶壁の景色

灯台の下から岸壁を見下ろした風景がこちら。海へと落ち込む荒々しい岩肌と、その谷間に守られるように存在するリーフと青い海!見つめていると吸い込まれてしまいそう。

夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
(画像=『たびこふれ』より 引用)

2. 南側の景色

灯台下には、岬の先端へと延びる小道が続いています。途中から舗装がなくなり、岩がゴツゴツした場所もあるので、歩きやすい靴を履いて行くことをオススメします。

夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
(画像=『たびこふれ』より 引用)

岬から南側には、緑の丘陵と白い砂浜のビーチが連なっています。海上にはサップを楽しむ人たちの姿も。右手に山のように見えるのは、イリオモテヤマネコで知られる西表島です!高速船で渡っても40分以上かかる離島ですが、御神崎から眺めるとすぐそこにあるように見えます。西表島の左側には、うっすら小浜島の姿も。

夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
(画像=『たびこふれ』より 引用)

3. 東側の景色

東側、灯台から真正面の風景がこちら。

夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
(画像=『たびこふれ』より 引用)

左手に見えるのが西表島です。沖縄県で本島に次ぐ大きさの島なので、さすがの存在感!西表島の向こう、約270km先は台湾です(さすがに見えません!笑)。晴れていると真っ青な海が眼前に広がって、本当に気持ちの良い眺めです!

夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ちょっとコワイですが、岬からさらに海に突き出した岩の上に登って写真を撮っている方々もいました。岩のそばまで小道は続いていますが、最後は岩山をよじ登る感じになるので(私は怖くてやめました......)登る方はくれぐれもお気をつけて!

4. 北側の景色

石垣の民話にも登場する「姉の頭石」の向こうに、たくさんの船が白い波の尾をひいて北へ向かって行くのが見えました。そちらの方向には「マンタスクランブル」と呼ばれるマンタの出没スポットがあるので、きっとそこに向かうダイビング船ですね。

夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
(画像=『たびこふれ』より 引用)