A.ベゼルの内側に汚れが溜まっているかも
ケースの前面に文字盤を囲むように付くベゼル。一般的にはケースと一体になっているが、GMTモデルやダイバーズウオッチなど様々な機能をもつ時計には、それ自体を単独で可動できる回転式のベゼルが採用されている。
修理技術者いわく、その回転ベゼルが回らなくなった、または回転させるのが重くなったと言って修理依頼で持ち込まれることが以外に多いと言う。
その原因の多くはベゼル内側に溜ったチリやホコリ。
ベゼルを外すと想像以上に溜って汚れもすごい状態になっていることが多いそうだ。
ベゼルを外したケース側には保護のためにグリスが塗布されているため、余計にホコリやチリが溜りすくなっていることも関係している。
こういった汚れを放置してしまうと、最近の時計ケースは素材的にも良くなっていて錆にくいとはいえ良くないことは確か。
しかも衛生面からしても定期メンテナンスで洗浄してほしいとのことだ。
文◎松本由紀(編集部)
提供元・Watch LIFE NEWS
【関連記事】
・【第4回-セイコー(プレザージュ&セイコー 5スポーツ)】3大国産時計の売れ筋モデルを調査、本当に売れた時計BEST3
・【1位〜5位まで一挙に紹介します】“タイムギア”読者が選んだ、欲しい腕時計ランキングTOP10-後編
・進化したエル・プリメロを搭載したゼニスの意欲作、“クロノマスター スポーツ”が登場
・菊地の【ロレックス】通信 No.078|小振りで着けやすいベーシックな旧エアキング
・アンティークの無名クロノグラフって知ってますか?