イオンは2021年9月から価格を維持してきたプライベートブランド(PB)商品「トップバリュ」の食料品・日用品約5000品目のうち、3品目の価格を7月4日から引き上げる。その他の商品については、引き続き価格を維持する。
同社は21年9月からPBの食料品約3000品目、22年1月からはさらに日用品など2000品目の価格を維持してきた。だが、原料・エネルギー価格の高騰と急激な円安が重なったため、3品目については値上げを実施する。
値上げするのは、「トップバリュベストプライス マヨネーズ」(500g)、「同 ノンフライ麺」(1個)、「同 外箱を省いたティッシュペーパー」(150組×5個)の3品。マヨネーズは40円高い198円(税別)、ノンフライ麺は10円高の68円、ティッシュペーパーは7円高の195円に価格を改定する。
マヨネーズは原料の植物油脂の価格高騰、ノンフライ麺は小麦粉の価格高騰、ティッシュペーパーは急激な円安と輸入物流費の高騰が要因。
提供元・DCSオンライン
【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」