皆さんはネットオークションやフリマアプリなどで、中古品を購入したことはあるだろうか。欲しかったものや、今ではもう店頭で販売されていない商品が、格安で手に入れられることから、最近では量販店で新品を購入する前に、まずはメルカリやヤフオクなどをチェックするという人も多いかもしれない。しかし、中古品を購入する際は気を付けなければいけないこともあるのだ。
2022年6月21日に投稿された、カンなん@LGA1151v2さんの「中古で買ったんですがこれは…」というツイートには、iPhoneのロック画面を写した写真が添えられている。このツイートには、3600件を超える「いいね」が押され、ツイッター上で大きな反響を呼んだ。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
中古iPhoneに潜む罠!?
投稿者のカンなんさんがツイートした写真には、iPhoneのパスコードを入力するロック画面が写っている。iPhoneを再起動した場合、このロック画面上でパスコードを入れなければ、ホーム画面に入ることはできない。写真のiPhoneが中古品であれば、パスコードは前の持ち主が設定したものなので、カンなんさんに解除できるはずもなく、いわゆる事実上の詰みというやつである。
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「とりあえずまずは、すべて0から試してみよ()」と、パスコードが判明するまで総当たり戦を挑ませようとする声や、「僕も一回この状態で届いたことあります。なんか、この状態で届くと絶望感がありますよね()」と、自分も経験したわりには、まったく解決にならないコメントを残す猛者が現れるなど、リプライ欄はさまざまな意見であふれかえっていた。
こうなった場合の解決方法はある?ない?
iPhoneは普通に買うと非常に高額なので、中古で購入したくなる気持ちもわからなくはない。しかし、このような罠が潜んでいるなんて、誰が購入前に気付くだろうか。そもそも中古品で販売するなら、初期化してから売ってくれよと思わずにはいられないが、そのような怒りはひとまず置いておいて、こうなってしまった際の解決法について見ていこう。

まず、簡単に機能を説明しておくと、パスコードロックとは端末を保護するためのセキュリティである。ツイートでは4桁の数字の入力を求められているが、iOS9以降ではこれが6桁の数字に変更されているので、ツイッターユーザーのアドバイス通り、総当たり戦でいくとすれば、4桁でラッキーだったかもしれない。……と言いたいところだが、解決法としては、総当たり戦だとパワープレイが過ぎるので、早々に除外させてもらう。
結論から言うと、実はパスコードがまったくくわからなくても、総当たり戦意外でiPhoneを初期化する方法はいくつかあるのだ。