ジムニーや軽自動車などのクルマの上に設置して、キャンピングカーのようにキャンプやアウトドアを楽しむことができる「ルーフテント」。車の上で生活するのに十分な耐水性・耐風性を備えています。また、マットレスを敷けば快適に眠ることもできます。今回は、おすすめのルーフテントとその魅力、豆知識などを幅広くご紹介します。
ルーフテントとは?
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ルーフテントは、通常のテントよりも手間をかけずに設営でき、テントを荷室に積む必要がないため、荷物の積載量を減らすことができます。また、キャンピングカーを購入するよりも設置にかかる費用がリーズナブルです。
最近では、キャンプ場やRVパークなどで車中泊をするキャンパーを見かけることが多くなりました。ルーフテントは、1人用のものから家族でゆったりと寝られるものまで、幅広い構成があります。
ルーフテントの選び方ポイント
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ここでは、ルーフテントを選ぶ際に大切なポイントをご紹介します。種類や組み立て式など、押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
選び方①種類
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まず、ルーフテントの種類は大きく3つに分かれます。それぞれ設営方法やサイズ、重量が異なるので、自分に合ったルーフテントを探しましょう。
「シェル型」ルーフテントは、ルーフトップテントの原点です。垂直に立ち上がる「垂直展開型」と、片側だけ立ち上がる「ダンバー型」の2種類があります。
シェル型は貝殻のように開閉するだけで設営でき、三角形の外観が特徴です。設営は簡単ですが、テントが小さいので、カップルやソロキャンパーに向いています。
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車の上に部屋を作ったようなタワー型テントは、風通しがよく、天井も高いので快適です。4人用の「タワー型」もあります。
「ルーフトップ型」テントは、車の上に直接置いた一般的なテントのような見た目です。設営が簡単で、広々とした空間を確保できるため人気があります。
ルーフテントは比較的軽量で、他のテントと比較して安価で、室内が暗くなく、風通しが良いのが特徴です。
選び方②組立タイプ
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テントの組み立てが面倒な方には、フルオートタイプがおすすめです。フルオートタイプとは、ボタン一つで組み立てられる電動テントのことで、設営が圧倒的に楽になります。
手動で組み立てるタイプに比べると高価ですが、その分テントを組み立てる時間を他に回すことができます。
また、ハンドルを回すだけで組み立てられるセミオートマチックタイプや、ケースを開けるだけで組み立てられるダンパータイプもあります。気になる方は、これらのタイプも検討してみてはいかがでしょうか。