
明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレに所属するブラジル人FWウェリントン(34)が、ヴィッセル神戸やアビスパ福岡でのプレーを振り返るとともに、今後のキャリアプランを明かした。24日、ブラジルメディア『ランセ』が伝えている。
ウェリントンは2013年6月、ブラジルのECペロタスから湘南ベルマーレへ移籍。初めてJリーグの舞台に新天地を求めてからは2度ブラジルに戻ったが、アビスパ福岡で3シーズン、ヴィッセル神戸で2シーズンにわたりプレー。2020年12月に湘南ベルマーレへ復帰すると、今季はスーパーサブとしてチームを支えている。
そんなウェリントンは母国メディアのインタビューで「ヴィッセル神戸でのシーズンは素晴らしいかったよ。フィジカル面でもテクニック面でもとても良い状態だったし、チームメイトの一線級の選手ばかりだった」
「2017シーズンのアビスパ福岡では、すべてが素晴らしかった。クラブが良いシーズンを送るための助けになったね。(昨季以降)湘南ベルマーレでの2年間は、監督の戦術にフィットしようと努力しているけど、いずれはフィットすると思っているよ」と、日本でプレーした過去を振り返る。
また『ランセ』によると、同選手はあと4シーズンJリーグの舞台でプレーして現役引退することが目標であるとのこと。これについて聞かれると「それが僕の望みだね。日本は居心地の良いところだ。息子が生まれて、僕のキャリアが始まった場所でもある。この美しい物語を終えるのに、これ以上の場所はないんだ」と、Jリーグや日本に対する特別な思いを語った。
Jリーグの舞台で8年近くにわたりプレーし続けているウェリントン。湘南ベルマーレが降格圏に沈む中、J1残留へのキーマンとしてファンから大きな期待を受けている。
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