55cmサイズアップ成功
苦悩の時間に釣れてくれたチヌを手中に収めて頬が緩む。しかし、先ほどと同じく時合いは短いはず。残された時間で次を狙う。そして狙い的中とばかりに3投目からPEラインとサオ先が弾かれた!
今度は先ほど以上にサオを絞り込んでくる強力な引きを楽しみながらも左のケーソン部に潜られないように魚を誘導する。やがて力尽きて浮いてきたチヌは先ほどの以上に型が良い。
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(画像=大型55cmを仕留めた(提供:週刊つりニュース西部版 APC・久永武史),『TSURINEWS』より 引用)
タモ入れして計測すると55cmのオスだった。もしかしてツガイのチヌであったのかと思わせる。
夏チヌの盛り返しに期待
嬉しい連発ではあったが、やはり状況は厳しい。またもや沈黙の時間となり、やがてまきエサも底をついてきたので、正午すぎにこの日の釣りを終了した。

(画像=周囲が釣れない中でも見事な釣果(提供:週刊つりニュース西部版 APC・久永武史),『TSURINEWS』より 引用)
本来ならチヌの好機となって好釣果が期待できる時期ながらも、九州全体でチヌ釣りが低調傾向にある。不調の要因は定かではないが、乗っ込み期を越して体力を回復した元気な夏チヌが例年通りに楽しませてくれることを願うばかりである。
<週刊つりニュース西部版 APC・久永武史/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
福山港湾緑地広場
この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年6月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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