岐阜発祥の町工場集団「giant-salamander」は、世界3大刃物の産地、岐阜県関市の刀匠が造るアウトドアナイフを海外クラウドファンディングサービス「Kickstarter」にて、6月13日(月)から先行販売を開始した。
地方から海外へ!町工場から新しい伝統を創出する職人たちのチャレンジが始まった!
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町工場や伝統職人で構成される「giant-salamander」
「giant-salamander」は岐阜県を中心に町工場や伝統職人が集ってできたチームだ。設備や技術・素材の枠を超え、様々な製品開発に挑戦している。
彼らが掲げるミッションは「技術とコンテンツを掛け合わせ、町工場から新しい価値を創出する」こと。多くの新しい製品・ストーリー性の高い製品を生み出すことで、伝統技術・伝統工芸を世界に知ってもらうことを目指している。
関の刀匠が丹精を込めて造るアウトドアナイフ
現在先行販売中のアウトドアナイフは、「岐阜県関市の刀匠」が、1本1本丹精を込めて制作するナイフだ。アウトドアはもとより、様々なシーンでの使用が可能だ。
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大きく、汎用性に優れるアウトドアナイフ
コンパクトタイプが主流の中、アウトドアナイフとしては非常に大きな設計で、1本で薪や木材・食材などに使用できる汎用性の高さが同製品のポイント。
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黒染めをした刃はデザイン性に優れ、握りやすい13cmの柄(グリップ)は、力が刃に伝わりやすい仕様となっている。
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たたら炉で刃を加熱する炭は、1,200〜1,300℃の高温での加熱が可能な松炭を使用。先行してナイフの形状のみを製作し、刀匠が焼き戻しや刃付け・仕上げを行うプロセスで製作することにより、時間とコストを抑える。
3種類のカラーから選べるウッドプラスチック製の柄
柄には日本のヒノキをベースに55%の木材を含む、ウッドプラスチック(i-WPC)を使用。乾燥時間やシリンダー温度など、長年の経験を持つ金型職人が最適な数値を算出することで、通常とは異なる成形を可能とする。
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また、同素材は成形時の配合率によって表面の模様が変化する。1つとして同じ模様が生まれないため、世の中にただ1本のオリジナル性が高いプロダクトとなる。
柄のカラーは、最も木目が浮き出る「Brown」、高級感をひときわ感じる「Black」、日本の文化を感じる「桜」にちなんだ「Sakura」の3色から選択できる。
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なお、ナイフを収める革鞘には、3mm厚の上質な本革を使用。特殊なミシン・技術を用いて、熟練の革職人が1つ1つ丁寧に製作する。
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6月22日(水)現在、Kickstarterでの販売価格は1本230ドル(29,750円)から。現状、2本以上のセットであれば、リーズナブルな価格で購入できるEarlyBirdも選択可能だ。なお、発送は2023年とのこと。
強固さ・使いやすさ・デザイン性と、三拍子そろった希少性の高いアウトドアナイフ。汎用性の高いアイテムは、大人のアウトドアライフの力強い味方になるに違いない。
(高野晃彰)
提供元・IGNITE
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