板倉滉の完全獲得へトレード案提示も…シャルケがマンCに門前払い…
(画像=板倉滉 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 シャルケは先月末、日本代表DF板倉滉(25)の退団を公式発表している。その板倉滉の完全獲得にむけたマンチェスター・シティとの交渉内容が明らかになった。22日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 板倉滉は昨年8月、マンチェスター・シティからシャルケへ1年レンタルにより加入。すぐさまレギュラーに定着すると、ドイツ2部リーグでほぼ全試合に先発出場し、シャルケのブンデスリーガ昇格に大きく貢献していた。

 そんな板倉滉についてシャルケ幹部は当初、クラブがブンデスリーガ昇格を果たした時に完全獲得に動く方針を明かしていた。しかし、買い取りオプションの設定額が500万ユーロ(約7億1000万円)から600万ユーロ(約8億5000万円)であるほか、買い取りオプションの行使期限が先月31日までだった等を理由に、同選手の完全獲得を断念。先月末にレンタル期間満了による退団を公式発表している。

 『ビルト』の報道によると、シャルケは最後まで板倉滉の完全獲得を諦めていなかった模様。マンチェスター・シティとの交渉で、買い取りオプション設定金額の分割払いや交換要員を盛り込んでの減額など、複数の提案を行ったが拒否されたという。

 また、シャルケのルーヴェン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)は「もちろん、イタクラの退団は我々にとって信じられないほどつらいものだ。両者とも非常に感情的だった。去年、ここで何が起こったかを示している。そして、選手たちがどれだけこのクラブに共感してくれているかということもね」と同選手の退団を振り返っている。

 なお、板倉滉にはセルティックやアイントラハト・フランクフルト、ボーンマス、ホッフェンハイムなど複数クラブからの関心が伝えられていた。しかし、今月17日になってボルシア・メンヒェングラートバッハが移籍金500万ポンド(約8億4000万円)により同選手を完全獲得することがほぼ確実と報じられている。

提供元・Football Tribe Japan

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