すかいらーくホールディングス(HD)は7月から、グループのファミリーレストラン「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」「しゃぶ葉」など800店以上でセルフレジを順次導入する。

 会計の待ち時間を解消すると同時に、レジ業務を減らして店舗運営の効率化を図る。また、レジ担当者を減らすことで接客などのサービスにより多くの人員を充てる。

 同社はグループで国内に3018店(5月末時点)を展開しているが、2022年末までに800店以上にセルフレジを設置する。セルフレジ設置店では有人のレジも残す。

 セルフレジでは、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済での支払いが可能だが、現金は受け付けない。Tポイントやdポイント、楽天ポイント(8月以降)のポイントも付与される。

提供元・DCSオンライン

【関連記事】
「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」