誰もが当たり前のようにスマホで写真を撮る時代になったが、筐体サイズの制限が大きいスマホには遠くのものを撮影するための望遠レンズを搭載しづらいという弱点がある。その弱点をカバーするためのものがスマホ用ズームレンズだ。運動会や動物園で被写体を大きく撮影したいなら購入の価値がある。まずはスマホ用ズームレンズの選び方を解説する。

運動会や動物園で撮影するなら、スマホ用ズームレンズが便利!
(画像=スマホで遠くのものを撮影する際に活躍するスマホレンズ、『BCN+R』より引用)

対応機種は要確認

最初に確認したいのは、ズームレンズの対応機種について。スマホはそれぞれカメラの位置、サイズ、本体の厚みなどが異なるため、すべてのズームレンズが取り付け可能とは限らない。購入したものの取り付けられずに使えないという事態にならないよう、あらかじめ自分のスマホに取り付け可能かどうか確認してほしい。

倍率や画角をチェック

スマホ用ズームレンズの倍率や画角は製品によって大きく異なる。どれくらいの倍率が必要かは用途によって異なるが、普段使いなら3倍、運動会で撮影するなら20倍程度あれば十分だろう。より倍率が高いズームレンズほど遠くのものを大きく撮影できるが、それだけサイズが大きくなるため、持ち運びやすさや撮影のしやすさについても注意してほしい。

ズームレンズ以外のレンズがセットになっている製品も

スマホ用ズームレンズのなかには、遠くを撮影するためのレンズだけでなく、花や虫など小さな被写体を撮影するためのマクロレンズがセットになっているものや、魚眼レンズや三脚といったものがセットになっているものもある。さまざまな場面で写真撮影を楽しみたいならこのようなセットを購入するのもおすすめだ。

上記の点を踏まえながら、おすすめのスマホ用ズームレンズを五つ紹介しよう。