健康は日々の食生活をコツコツ積み上げていくもの
炭水化物中心の食生活を送っている人に持ってもらいたい考え方の一つに、「健康はコツコツ積み上げるもの」というものがあります。
これはデータによる裏付けのない主張になってしまうのですが、経済的に豊かになっている人ほど、目標に向かってコツコツ小さな一歩を着実に歩み続け、その反対にうまくいっていない人ほど「短期間で成功したい」という一発逆転発想を持っていると考えます。
なぜうまくいっている人は、目標に向かってひたむきに歩み続けることが出来るのか?それは大きなことを成し遂げるには、「日々の地味で絶え間ない努力を積み上げることでしか、大きな事は実現できない」ということを理解しているからだと考えます。イチロー選手のあまりにも有名な言葉に「いま、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています」というものがあります。あのイチロー選手のようなとんでもないスーパースターでも、努力とは積み上げるものだと言っているわけです。
これは健康にもまったく同じことが言えます。今日の健康は、昨日までの食生活の小さな一歩を積み上げた結果です。「健康になるための小さな一歩を着実に積み上げる」、という、毎日の食生活を大切にする発想が必要です。そうすることで、炭水化物中心の生活から脱却する手段とするわけです。
低収入だから安いものしか買えない?
「自分は収入がないから…」と諦めの気持ちで、スーパーやコンビニの食品棚から安いパンやご飯ばかりを取っていないでしょうか?漫然と日々の食事を重ねる“前”にまずは図書館へいって健康になるための知識を蓄え、日々健康になるための食習慣を継続する、そうすることで炭水化物ばかりを食べて健康を害することはなくなります。必要なのは大金ではなく、「健康になりたい」という意欲であり、決意の方なのです。
文・黒坂 岳央/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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