全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する126ホテルの5月の平均客室利用率(速報値)は前年同月比26.9ポイント増の65.9%となった。3年ぶりに行動制限のないゴールデンウイーク(GW)を迎え、利用が好調だった。

 4月の実績(71.4%)に比べると5.5ポイント減。ただし、速報値は概して低い傾向にあるため、最終的に上回る可能性が高く、回復が続いている。

 全国10地域のうち、最も利用率が高かったのは北海道(78.9%)で、北陸(77.6%)とともに30ポイント以上改善し、70%台に乗せた。東北、関東、甲信越、近畿はいずれも60%台で、全国平均を上回った。

 一方、四国は4月に続き唯一のマイナス成長で、低稼働が続いている。

提供元・トラベルジャーナル

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