Jリーグクラブがブラジル1部FWに関心か。トルコなど欧州勢と争奪戦も
(画像=レオ・ナタル 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 ブラジル1部コリンチャンス所属のFWレオ・ナテル(25)に、Jリーグ移籍の可能性があるようだ。20日、ブラジルメディア『R7』が伝えている。

 身長179cmで右利きのナテルは、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪ベンフィカの下部組織出身。ブラジル1部サンパウロやフォルタレーザECなどをへて、2020年7月にコリンチャンスへ加入している。ただ、コリンチャンスでは昨年6月から出場機会が減少すると、8月31日にキプロス1部の強豪APOELニコシアへ1年レンタルにより加入していた。

 そのAPOELニコシアではリーグ戦22試合中19試合に先発出場すると、上位6クラブによる優勝プレーオフでも10試合中5試合に先発出場。本職である左ウイングの他にシャドー(前線1トップの背後)や右サイドでもプレーしていたが、レンタル期間満了によりコリンチャンスへ復帰している。

 コリンチャンスはナテルと2024年12月まで契約を残しているが今夏売却を目指しており、レンタル移籍のオファーも受け入れるとのこと。同選手にはスュペル・リグ(トルコ1部)のカイセリスポルやハタイスポルが関心を寄せているほか、ギリシャや日本、それにブラジル国内のクラブも獲得に興味を示しているという。

 ただ一方で『R7』は「高額な年俸は興味を持つ者にとって障害となる」と主張。具体的な年俸額を明らかにしていないものの、年俸面で同選手獲得を断念するクラブが現れると見解を示している。2021/22シーズンにAPOELニコシアで多くの出場機会を得たナテルに対して、今後どのクラブがオファーを提示するのか注目が集まる。

提供元・Football Tribe Japan

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