ガソリンエンジンに対する皮肉が利いた映像に?
Twitterに、車のフロア以上の高さまで冠水した道路で動けなくなってしまったBMW 3シリーズを映した映像が投稿されました。
この映像後半では、後ろからテスラ モデルYが登場。水をかき分けながら、BMW 3シリーズの横を通り抜けていく様子が話題となっています。
イーロン・マスクも反応!過去にはモデルSを「ボートになる」とも
テスラのCEOであるイーロン・マスク氏もこの投稿に反応。サムズアップの絵文字を送っています。
また、イーロン・マスク氏は過去にもモデルSについて以下のようにTwitterへ投稿しています。
「We def don’t recommended this, but Model S floats well enough to turn it into a boat for short periods of time. Thrust via wheel rotation. (訳:推奨できないけど、モデルSは十分な浮力があるので少しの時間であればボートになります。推力はホイールの回転から)」
水中での動作を保証はしていないものの、冠水した道路などでもある程度は使えるよう対策されていることがにおわされており、実際に今回の動画以外にもテスラの各モデルが水中を進む様子は、SNSなどで見かけられます。
フロア以上の水に浸かったら水没扱いに!マネしないように
車は雨の中を走っても壊れないように設計されてはいますが、電装部品やエンジンは本来、水に弱いもの。どの程度の水深までは走行できるかどうかは車によって多少の違いはあるものの、基本的には車は水の中を走行するようには作られていません。
一般的には、車はフロアの高さまで水に浸かってしまったら「水没」と判断され、「水没車」扱いとなります。水没してしまった車はさまざまなトラブルを抱えることになるため、修理はとても困難。車が水没してしまうのはできれば避けたいところです。
撮影されたテスラ モデルYが水の中を進めているのは、なにかしらの対策によって可能となっていることが考えられますが、イーロン・マスク氏も「推奨できない」としていることから、積極的に車を水没させてしまうのは、賢明ではないでしょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
【関連記事】
・【新車情報カレンダー 2021~2022年】新型車デビュー・フルモデルチェンジ予想&リーク&スクープ
・運転免許証で学科試験の点数がバレる?意外と知らない免許証の見方
・今一番危険な車両盗難手口・CANインベーダーとは?仕組みと対策方法
・SNSで話題になった”渋滞吸収車”とは?迷惑運転かと思いきや「上級者だ」と絶賛
・トヨタ 次期型ノア&ヴォクシーに関する最新リーク情報すべて