泳がせで10kgアーラミーバイ
夕方、みっぴに釣れたアジ系(?)の魚を見た船長が「それを泳がせよう」と自らのタックルにセットし、みっぴがいざ投入。すると、すぐさま前アタリがあったかと思った瞬間に一気にロッドが水面に突き刺さった途端、何もなすすべもなくラインブレイク。船長いわく「あの引き方は20~30kgクラスじゃないかな?」とのこと。
それを見ていた沖縄の釣具店フィッシングステップさんのスタッフ仲地さんが、活かしていたムルー(フエフキダイ科)を自前のタックルにセットして泳がせ釣りを開始すると、ほどなくして再び海面に突き刺さるアタリが!渾身のやり取りには船上に声援が飛び、遂に船長がギャフでそのバトルに終止符を打った。約10kgのアーラミーバイを釣り上げた。
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沖縄のボート&カヤックを満喫
一日半の間にアカジン、タマン、アーラミーバイと、沖縄での人気の魚種を見ることができ、本当に満喫した時間となった。
さらに釣った魚はホテルで調理もして頂けたり、部屋にはライン巻き替えの高速器具まで揃っていたりと、まさに「釣り人のための特別な宿泊プラン」だった。
ホテルのスタッフの方は大変親切で、話しかけやすい雰囲気を醸しだしており、また、船の船長は若く、とても優しく頼りにもなる船長だった。一日でも早く、このコロナ禍が終始することを願いつつ、この釣りプランを楽しんで頂けたらと思っている。
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<週刊つりニュース西部版 大野城市・高原稔/TSURINEWS編>
▼この釣り船について
オシアナポートビレッジ座間味
この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年7月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。
文・週刊つりニュース西部版 大野城市・高原稔/TSURINEWS編/提供元・TSURINEWS
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