あらゆるアスリートにとって大胸筋の強化が重要であることは間違いない。見栄えを追求する上で大胸筋上部を鍛えることは欠かせない。この部分がダイレクトに刺激を受けて発達すると、胸筋全体の輪郭がはっきりするからだ。そんな大胸筋上部を効果的に鍛える種目を解説しよう

インクラインダンベルフライ

大胸筋の見栄えが悪い人におすすめの種目
(画像=『FITNESS LOVE』より 引用)

大胸筋の見栄えが悪いことに悩んでいる人にはお勧めの種目だ。この種目で上部胸筋を肥大させ、胸筋の輪郭を強調し、かっこいい形の胸筋を完成させよう。

ブラッド・ショーエンフェルド博士によると、インクライン・ダンベルプレスの優れている点は、大胸筋を構成するヘッドの中で、上部胸筋と言われる鎖骨に始点を持つ部分を強く刺激することができるからなのだそうだ。この部分がダイレクトに刺激を受けて発達すると、胸筋全体の輪郭がはっきりし、鎖骨から胸筋が盛り上がって理想的な形の胸になる。

やり方

①両手にそれぞれダンベルを握り、インクラインベンチに背中をつけて座る。両足の裏はしっかり床につける。
②肘を曲げ、ダンベルが肩の横に来るように保持する。これがこの種目のスタートポジションだ。
③スタートポジションからゆっくりと腕を頭上に伸ばし、ダンベルを天井に向けて押し上げる。
④トップポジションで胸の上方にダンベルを押し上げたら、意識して胸筋を収縮させる。その後、ゆっくりダンベルをスタートポジションまで下ろして1レップの完了だ。

文・Nate Johnson, CPT, CSCS 翻訳・ゴンズプロダクション

提供元・FITNESS LOVE

【関連記事】
筋トレ初心者必見!「筋トレメニューの組み方」トップボディビルダー2名が考えた特別メニュー
激痩せ法公開!驚きの”ビフォーアフター“8選
腹筋は毎日やるべき!?腹筋ワークアウトの頻度
肩トレで気を付けてほしい重要なこと
スポーツジムで聞きました!「みんなプロテインは1日何回飲んでいるの?」