OCN モバイル ONEには何かデメリットはないの?

ここまではOCN モバイル ONEのメリットについて解説してきたが、もちろんデメリットもある。

まず、楽天モバイルやpovo2.0などは初期手数料が無料だが、OCN モバイル ONEでは初期手数料が3,300円かかるほか、SIMカード手配料として433.4円も取られるのだ。

ただし、Amazonや家電量販店でOCN モバイル ONEのエントリーパッケージを購入すると、この初期費用3,300円は取られない。つまりAmazonのエントリーパッケージを300円で購入して申し込むと、初期費用を3,000円ほど浮かせられるというわけだ。

楽天モバイルからの乗り換え先で人気!「OCN モバイル ONE」のメリットとデメリット
(画像=(Image:amazon.co.jp) こちらがAmazonで販売されているエントリーパッケージ。パッケージの購入に300円かかるが、初期費用の3,300円は不要になるので実質3,000円ほど得する計算になる,『オトナライフ』より 引用)

そもそも、楽天モバイルで使っていた電話番号を維持するだけが目的なら、OCN モバイル ONEは決して安くはない。基本料0円で維持できるauの「povo2.0」にすれば、年間440円で電話番号をキープできる。

楽天モバイルからの乗り換え先で人気!「OCN モバイル ONE」のメリットとデメリット
(画像=(Image:povo.jp) auの「povo2.0」は基本料0円で、自分でデータ量をトッピングするスタイル。ただし、180日間で何かしらのトッピングを利用しないと契約が解除される場合があるので、220円の「smash使い放題パック」を年2回購入すればいい(画像はpovo2.0公式サイトより転載),『オトナライフ』より 引用)

まとめ

いかがだろうか? OCN モバイル ONEのエコノミーMVNOは、もともとドコモのガラケーからスマホに乗り換える人向けに設定されたプランだ。そのため、月10分の無料通話が含まれているのである。

しかし、電話番号を維持するだけでいいなら基本料金0円「povo2.0」か、月1GBまでなら月額290円の日本通信「合理的シンプル290プラン」という選択肢もあるので、金額だけで見れば、正直言ってOCN モバイル ONEのエコノミーMVNOは不利である。

とはいえ、「Musicカウントフリー」や「乗り換え時にスマホを安く買える」こと、また、ドコモショップの店頭で申し込めるといったことにメリットを感じるなら、OCN モバイル ONEのエコノミーMVNOもありだろう。

なお、楽天モバイルは月1GBまでであれば7月・8月は0円、9月・10月は最低利用料と同額の1,078ptがポイント還元されるので、事実上10月まで無料で利用できる。それまでは、慌てて乗り換える必要はないことも覚えておきたい。

※サムネイル画像(一部編集部で加工しています)

文・すずきあきら/提供元・オトナライフ

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