潮が動き出して待望のサバがヒット

周りにいるサビキ組にポツポツと小鯖やカタクチイワシが釣れ始めました。群れは小さいようですが追いかけて大型の魚も入ってくればいいのですが、まだまだ日が高い時間帯なので魚のレンジは下がっていると判断してメタルジグで沖のボトム付近を狙います。

すると、「ゴン!」とアタリが到来。中層くらいまで巻き上げては沈めてを繰り返してサーチしているとフォールのタイミングで「ゴン!」と強いアタリがありました。そしてグイグイと強い力で引っ張ります。この強い引きは「サバだ!」と思いました。狙いの大サバだといいのですが。

30cm級のサバをキャッチ

無事にランディングして確認するとそれなりに大きいが40cm級ではないのがわかりました。30cm級のやや大きいサバでした。目当ての大サバではなかったですが、なかなか釣れない渋い状況だったのでうれしい1匹でした。

当日は日が暮れてから雨降りの予報でしたが夕方前にはすでに降り始めました。次第になかなかの本降り状態になってしまったので残念ですが納竿としました。

これからのシーズンに期待

狙いの大サバですが、結果としては釣ることができませんでした。まだまだ群れも小さく数が少ないようです。

しかし、シーズンは始まったばかりです。次第に朝マヅメからでも釣れるようになるでしょう。そうなれば、日中は大サバ狙いでライトショアジギング。夕マヅメはタチウオ狙いでワインドゲームなどが楽しめるようになります。次回はその流れで楽しめたらいいなと思いました。

<奥田綾一/TSURINEWSライター>

提供元・TSURINEWS

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