SKハイニックスの現職エンジニアたちが直接半導体知識を伝授し、協力会社採用まで連結する人材育成プログラムを実施する。SKハイニックスは人材採用が必要な優秀協力会社と就職準備生を連結する「青年Hy-Five」7期参加者を募集すると同時に、大学生を対象に職務教育機会を提供する「青年Hy-Po」を今年初めて施行すると13日明らかにした。韓国メディア「エコノミックレビュー」が報じた。(写真:青年Hy-Po1期募集案内=SKハイニックス)
原文記事:http://www.econovill.com/news/articleView.html?idxno=578398
両プログラムは半導体人材を育成し、国内半導体生態系の競争力を強化するなど、社会的価値を創出するための目的で企画された。
青年Hy-Fiveは人材採用が必要な優秀協力会社と半導体業界に関心のある就職準備生を連結する採用支援プログラムだ。参加者にはSKハイニックスのエンジニアたちが講師として参加する半導体職務教育はもちろん協力会社インターンシップ機会を提供し、優秀な成績のインターンシップ修了者には正規職に転換される機会まで付与する。入社後もSKハイニックスが運営する職務教育プラットフォーム「半導体Academy」を通じて持続的な学習を支援する。
青年Hy-Fiveは2018年「青年希望分かち合い」プログラムを機に始まり、今年ですでに7期を迎えた。今回の7期では満34歳以下の青年求職者を対象に21日までに参加申請受付を受ける。その後、面接を通じて100人余りを選抜し、8月から教育を経てインターンシップを行う予定だ。インターン給与としては600万ウォン(約63万円)(3ヵ月)が支給される。
青年Hy-Fiveは6期までにインターンシップ修了者の70%以上が正規職に転換されるなど、協力会社と求職者の採用需要を同時に充足させたという評価を受けた。特に、今回の7期は協力会社の要請により歴代最も多くの採用人材が出てくると予想され、青年雇用創出はもちろん国内半導体生態系競争力を強化することに大きく貢献すると期待される。
青年Hy-Poは青年Hy-Fiveの成功的な運営に支えられ、今年に初めて新設されたプログラムで、大学生を対象に半導体職務を経験できる機会を提供する。SKハイニックスのエンジニアなどで構成された講師陣が半導体の基本概念から素子、工程、品質、安全に至るまで多様なカリキュラムを進める。この他にも大韓商工会議所が支援する職務適性検査など就職総合コンサルティングも提供する。すべての課程を優秀な成績で修了した人員に対しては、青年Hy-Five選抜時に加算点まで付与する予定だ。
このプログラムは卒業まで2年以下に残った大学生を対象に今月26日までに参加申請受付を受ける。以後、7月中に200人余りを選抜し、8月から約8週間教育を行う。教育費は全額支援される。青年Hy-Poは雇用労働部と共に進行するK-Digital Trainingデジタル先導企業アカデミー事業の中で唯一の半導体職務教育プログラムであり、今後専門性と実用性を備えた人材を育成するのに持続貢献する見通しだ。
青年Hy-Fiveと青年Hy-Poの詳しい申請方法はSKハイニックスと協力会社間の知識共有、技術協力オンラインプラットフォームである「DBLスクエア」で会員加入後に確認できる。
両プログラムの担当者であるSKハイニックスSV Engagementのイ・サンイクPLは「働き口創出と協力会社共生という一石二鳥の効果が青年Hy-Fiveの定着と青年Hy-Poの誕生につながった」とし、「企業の社会的役割を果たし利害関係者の信頼と支持を得られるよう関連プログラムを持続拡大していく計画」と明らかにした。
提供元・コリア・エレクトロニクス
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