サムスン電子の次世代フォルダブル(折り畳み)スマートフォン「Galaxy Z Flip4」のディスプレイ写真が流出した。これまでフォルダブルフォンの大きな短所として挙げられてきたヒンジ(蝶番)部分のシワがほとんど見えない。韓国メディア「電子新聞」が報じた。(写真:Galaxy Zflip4推定イメージ=アイスユニバースtwitter/TechTalkTVキャプチャ)
原文記事:https://www.etnews.com/20220613000101
有名ITチップスター(情報流出者)アイスユニバースは最近、Galaxy Z Flip4と推定される実物機器の写真を公開した。アイスユニバースは該当写真がGalaxy Z Flip4のメインディスプレイだと説明し、「画面のシワが前作対比ではるかに浅い。ほとんどの人が満足できる水準だ」と伝えた。
公開された写真の中の機器は肉眼で識別できるシワがほとんど見えない。これに対しサムスン電子がフォルダブルフォンの参入障壁とされる画面中央の「シワ問題」を改善することに成功したようだという意見が広がっている。
前作と比べて薄くなった蝶番が目立つ。画面が折れる部分の蝶番が改善され、機器の厚さはさらに薄くなるものと見られる。
先の外信報道を総合すれば、Galaxy Z Flip4は6.7インチFHD+スーパー能動型有機発光ダイオード(AMOLED)ディスプレイを搭載し、120ヘルツ(Hz)走査率を支援する見通しだ。カバーディスプレイは2.1インチで、前作の1.9インチよりやや大きくなる。
Galaxy Z Flip4は、背面1200万画素のメインカメラと1200万画素の超広角カメラ、前面1000万画素の自撮りカメラを備えるという。
バッテリー容量は以前のモデルより400ミリアンペア時(mAh)増えた3700mAhと予想される。有線充電速度は15ワット(W)から25Wにアップグレードされる。
一方、サムスン電子は早ければ今年8月、Galaxy Z Flip4・Fold4などのフォルダブルフォン新作を披露する見通しだ。両製品ともクアルコム最新作「スナップドラゴン8+第1世代」を搭載し、カメラスペック、バッテリー容量などのアップグレードが期待される。
提供元・コリア・エレクトロニクス
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