ぐるなびは、飲食店と飲食店へ流通する産品の食消費サイクルによる地域活性を目的に、ぐるなびとして初の試みとなる「食事券型ふるさと納税」サービスを6月14日に和歌山市から本格始動した。返礼品の取扱いについては、「選りすぐりの逸品」を提供するショッピングサイト「ぐるすぐり」内の特設ページ「ぐるなび ふるさと納税」で提供する。

ぐるなび初、「食事券型ふるさと納税」 第1弾は和歌山市
(画像=『BCN+R』より 引用)

ぐるなびのふるさと納税 特設ページ

 今回の取り組みには、和歌山市の「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山 2022」に掲載されている飲食店や地元の人気店が参画し、主に大阪・京都・兵庫など近隣エリアから、休日を利用して訪れる人などに向け、返礼品として和歌山市の産品を活用した料理を中心に提供する。また、シェフと一緒に漁港で食材仕入れを体験した後に味わうことができる「ガストロノミー体験型のコース料理」など独自の返礼品も展開する。

 6月14日現在、7店舗の食事券が返礼品として提供され、順次店舗を追加する。今後、大都市圏の人々が、ふるさと納税をした和歌山市へ足を運べない時でも、近隣の飲食店で和歌山市の食材を使った料理を楽しめる返礼品などの充実にも取り組んでいく。

 ぐるなびでは、昨年8月27日に和歌山市と「和歌山市地域活性化起業人に関する基本協定書」を締結。都市部からの人の流れの創出、魅力ある観光の振興や地域産品などのブランド化の推進など、和歌山市への交流人口・関係人口の創出・拡大と移住定住の推進のため、社員2人を派遣している。今回の取り組みにより、近隣エリアからの来訪促進に加え、食を通じた市内産品の消費や認知拡大へとつなげていく。

 ぐるなびは、これまで培った飲食店ネットワークを生かし、今後、全国の各自治体とともに、「食事券型ふるさと納税」の取り組みに関する啓発活動と参画促進を行い、「ふるさと納税の返礼品」対象の飲食店を全国に拡大する予定。

提供元・BCN+R

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