オルセーでガウディと猫さんたち愛でた後、お昼ご飯に向かって、ベルシャス通りとヴァヌー通りをてくてく。いかにも7区的な、シックで閑静な界隈。すてきね、この辺り。

イタリア料理の人気シェフ、デニー・アンブロワジの「エポカ」で夏風味パスタランチ。

エポカ(パリ7区)
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

ブルターニュ産オマールをさっと香ばしく焼いて、トマトたっぷりのビスクソースと絡めたリングイネ。アクセントにカラスミとレモン。おいしっ!イタリア料理ってどうしてこんなにも見事に、食材のブリュットな旨味を引き出すのかしらね。

エポカ(パリ7区)
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

ヨーグルトムース&イチゴ&ザクロとティラミスを頬張りながら、ゲストウォッチング。

いかにもこの界隈をテリトリーにしています、的な、素敵なゲストたちでお店いっぱい。奥のグループは、おそらくケリングかケリング系メゾンのスタッフ。服やハンドバック、靴がすごい。横のグループは、近くの大使館や官庁勤めの公務員な雰囲気。

そしてお向かいのいくつかのテーブルには、ファッションセンスもお顔も雰囲気も実に見応えあるボーギャルソンたちがたくさん。友人と、誰が好みかどこが素敵か好き勝手にピャーピャー言いながら、夢中になってマンウォッチング。

エポカ(パリ7区)
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

久々に、7区らしい魅力を満喫しながらの、ご機嫌な口福&眼福♪

ごちそうさまでした、デニー!

エポカ(パリ7区)
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々4」2022年6月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々4」をご覧ください。

文・加納 雪乃/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

【関連記事】
「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
大人の発達障害検査をしに行った時の話
反原発国はオーストリアに続け?
SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
強迫的に縁起をかついではいませんか?