J3クラブ別、2021決算報告データまとめ。コロナ禍も黒字は6クラブ
(画像=2021年度J3クラブ入場料収入(単位:百万円),『Football Tribe Japan』より 引用)

入場料収入

いわゆるチケット代に当たる、入場料収入。2021年度最も入場料収入を得たクラブはロアッソ熊本で5200万円、最も少ない入場料収入となったのおはヴァンラーレ八戸で700万円であった。

見事にJ2復帰を果たしたロアッソ熊本は2020年度と同じく入場料収入で1位となり、2021年度は最高のシーズンになった。またJ3クラブ合計入場料収入額、平均ともに増加傾向に転じる結果である。

J3クラブ別、2021決算報告データまとめ。コロナ禍も黒字は6クラブ
(画像=2021年度J3クラブ人件費(単位:百万円),『Football Tribe Japan』より 引用)

人件費

所属選手や監督、クラブスタッフたちの人件費。2021年度最も人件費を計上したクラブはFC岐阜で3億7300万円、最も少ない人件費の計上はY.S.S.C横浜で5400万円となった。

J3クラブ全体の人件費は2020年度と比べて3800万円の減少の29億3100万円に着地した。この金額は同時期のJ1鹿島アントラーズの人件費(28億6800万円)とほぼ同額である。

J3クラブ別、2021決算報告データまとめ。コロナ禍も黒字は6クラブ
(画像=2021年度J3クラブ営業利益(単位:百万円),『Football Tribe Japan』より 引用)

営業利益

本業から得られた収益である「営業収益」から、人件費や試合運営費などといった経費を差し引いた「営業利益」はどうなっただろうか。

営業利益が黒字となったクラブはY.S.C.C.横浜、長野パルセイロ、テゲバジャーロ宮崎、いわてグルージャ盛岡、カターレ富山、鹿児島ユナイテッドの6クラブで、残りのクラブは赤字を計上した。

J3クラブ全体平均額も赤字に陥り、状況の深刻さを物語っている。特にFC岐阜は-1億3100万円の赤字を計上し、J3クラブでは唯一の1億円以上の赤字となった。

提供元・Football Tribe Japan

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