良品計画は、弁当の製造過程で余った食材を使った弁当を崎陽軒(横浜市)と共同開発し、「無印良品 港南台バーズ」(同)で期間限定販売する。商品名は「『もったいない』を見直そう弁当」で、販売期間は6月4日から12日までを予定する。
崎陽軒がシューマイや弁当を製造する過程で余った食材を使って当日中に弁当をつくり、午後4時から販売する。販売数は最大で100個を予定するが、余剰食材の量によって生産・販売数は変動する。
「『もったいない』を見直そう弁当」の価格は830円(税込)で、山菜ごはんのほか、メンチカツ、マグロと長ネギの白ゴマ炒め、鶏のから揚げなどのおかずが入る。無印良品 港南台バーズに加え、崎陽軒本店ショップ(横浜市)でも販売する。
崎陽軒では、生肉を毎日仕入れ、添加物や化学調味料を使わずにシューマイを毎日生産、1日数回に分けて各店舗に配送している。同社の看板商品である「シウマイ弁当」などを製造する過程で余った食材やサイズ・形が規格外の食材を再利用することで、食品廃棄の削減につなげる。
提供元・DCSオンライン
【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」