スターバックスコーヒージャパンは6月13日から、アイス飲料をリッド(ふた)なしで提供する取り組みを国内の全約1700店舗に広げる。これにより、年間約100トンのプラスチック削減を見込む。

同社は4月から、アイス飲料をふたなしで提供する取り組みを東京や神奈川、大阪などの113店舗で先行導入し、横浜市内の店舗では店内利用客の約半数がふたなしを選択しているという。

スターバックスは2030年までに廃棄物を50%削減することをグローバルと日本の共通目標としている。日本では20年1月から紙ストローを段階的に導入し、現在は全店舗で提供、年間2億本のストロー削減を見込んでいる。そのほか、一部商品について使い捨てプラスチックに代わり、紙カップとストロー不要のふたで提供するなどしている。

提供元・DCSオンライン

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