eスポーツの世界の頂点の映像を大スクリーンで観よう! “本物のドリフト”がここに!!

日本で生まれた「ドリフト」をテーマに、eスポーツの日本チャンピオンの青年がリアルのドリフトのレーサーとしても日本一を目指す姿を描いた映画『ALIVEHOON アライブフーン』がいよいよ本日2022年6月10日(金)より公開。公開を記念して前日の6月9日(木)、作品の公式YouTubeにて「公開前夜祭」が開かれた。

“eスポーツ祭り”と題して、eスポーツ指導で映画にも参加した、「グランツーリスモSPORT」ワールドチャンピオンの山中智瑛選手率いるGTプレイヤーの宮園拓真選手、鍋谷奏輝選手が集結。会場から生配信で「グランツーリスモSPORT」スペシャルエキシビジョンマッチを披露した。

レース前には『ALIVEHOON アライブフーン』のメガホンをとった下山監督が登場し、「この作品はヴァーチャルとリアルの世界の融合を目指した作品。eスポーツのゲーマーがゲームとリアルの世界の中で成長していき、ただ単純にリアルの世界でレースに出て勝ちに行くというだけではなく、eスポーツが好きな方にもご満足いく結末をご用意してますので、是非劇場で目撃してほしい」と、いよいよ明日公開となる本作への気持ちを語る。

ついに公開! ドリキン土屋圭市氏監修の映画『ALIVEHOON アライブフーン』公開前夜祭レポート!!
(画像=『CARSMEET WEB』より引用)

やはり一番の魅力はドリフトですよねというMCの問いに、「ドリフトにも負けないどころか、eスポーツの世界の頂点の映像を大スクリーンで観てもらえる。ゲームだと思ったら楽しんでもらえる。オープニングのゲームのシーンは、世界チャンピオンの山中さんのドライブを観ていただける。eスポーツ監修と言いましたが、多分世界で始めてeスタントをやった方だと思います」と熱く語り、「この作品を観て初めてガツンと来るのは世界チャンピオンの山中選手のドライビングテクニックです」と力説した。

そして、いよいよ本日の「グランツーリスモSPORT」対決に召喚された、世界で活躍する山中智瑛選手、宮園拓真選手、鍋谷奏輝選手が登場。

山中選手は、5歳のときに「グランツーリスモ」に出会い、18歳から大会に出場。 FIA公認の世界大会「FIA グランツーリスモチャンピオンシップ(参加者:全世界で50万人以上)」に参戦し、2019、2021年のマニュファ クチャラーシリーズ(自動車メーカー対抗戦)ではチームトヨタとしてワールドチャンピ オン獲得。 また、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 」(参加者:約1万人)において2連覇を達成し、世界一 の座と日本一の座を獲得するなどeスポーツ界を牽引する1人。

宮園選手は「2020 FIA グランツーリスモ選手権 ネイションズカップ チャンピオン」「2020 FIA グランツーリスモ選手権 マニュファクチャラーシリーズ チャンピオン」「2020 GR Supra GT Cup チャンピオン」と最高峰のテクニックを持ち、数々のレースに参戦している。

そして、鍋谷選手は「Porsche Esports Racing Japan 決勝大会」「SFヴァーチャルシリーズ グランドファイナル」出場、「鹿児島国体 関東ブロック代表」として躍進する若手選手。

ついに公開! ドリキン土屋圭市氏監修の映画『ALIVEHOON アライブフーン』公開前夜祭レポート!!
(画像=『CARSMEET WEB』より引用)
ついに公開! ドリキン土屋圭市氏監修の映画『ALIVEHOON アライブフーン』公開前夜祭レポート!!
(画像=『CARSMEET WEB』より引用)
ついに公開! ドリキン土屋圭市氏監修の映画『ALIVEHOON アライブフーン』公開前夜祭レポート!!
(画像=『CARSMEET WEB』より引用)
ついに公開! ドリキン土屋圭市氏監修の映画『ALIVEHOON アライブフーン』公開前夜祭レポート!!
(画像=『CARSMEET WEB』より引用)

今回このスペシャルマッチを、実車レースの実況でおなじみの辻野ヒロシ氏が実況を担当。第1戦は、鈴鹿サーキット4週のレースでは、宮園拓真選手VS鍋谷奏輝選手の2人の対決。1周5.8kmのコースを爆走し、鍋谷選手が攻めの走りで宮園を攻めるという1週目からデッドヒートの展開。ジリジリとお互いの戦略を読み合いながら、いつ仕掛けるのかと実況席で賑やかに予測する監督、山中・辻野両選手とは違って、バトっている宮園・鍋谷両選手はマジモード。しかし、第1戦は宮園琢磨選手の優勝。

第2戦目は、富士スピードウェイでの山中選手VS鍋谷選手の対決となり、「公開前日なので、さらに面白いレースを魅せます!」と自信の一言を発する山中選手に対して、「これで負けると観客動員数に響く」と監督からプレッシャーをかけられるも、トーク中とは打って変わり集中スイッチが入る山中選手。最後の直線で山中選手がタッチの差でチェッカーフラッグを受け、第2戦は山中選手の勝利となった。解説席にいた宮園選手は、「有言実行で、くやしい」と吐露、「わざとハラハラさせますね」と辻野選手も山中選手の計算されたレース展開に舌を巻いたようだ。

すべてのレースを終え、山中選手は「みなさんどうですか、ハラハラしましたか? いきそうで行かないみたいなところの演出でした。演出したいというのは僕のスタイルでもあるんですけれども、常に前に行けばいいというわけではないんですね、最後にチェッカーを先に受けた人が速いし、強いドライバーだということで、これはレースの世界でも、ドリフトの世界でも同じことですけど、一番になる過程っていうのが非常に大事なところで、『ALIVEHOON アライブフーン』は、そこが常に見えてる映画だと思いますので、是非映画館でご覧ください」と語った。

ついに公開! ドリキン土屋圭市氏監修の映画『ALIVEHOON アライブフーン』公開前夜祭レポート!!
(画像=『CARSMEET WEB』より引用)
ついに公開! ドリキン土屋圭市氏監修の映画『ALIVEHOON アライブフーン』公開前夜祭レポート!!
(画像=『CARSMEET WEB』より引用)

最後に下山監督は「音によって映画の観方って変わってくるんです。この映画は間違いなく、映画館で観るべき映画。大きなスクリーンで、大音響で観てほしい。僕としては、ライバルは映画じゃなくて、サーキットでありディズニーランドであり、USJ、さらにコンサートと、いわゆるアトラクションです。まずワクワクですよね。手に汗握るとか。そういったことを映画館で味わってほしいです。映画をそういったものにしたいです。明日から公開ですので、みなさんに楽しんでもらえる作品になっていると思いますので、皆さん映画館で2時間体感してください!」と熱き想いを語った。映画『ALIVEHOON アライブフーン』は2022年6月10日(金)より全国公開中。

映画『ALIVEHOON アライブフーン』 配給:イオンエンターテイメント
©2022「アライブフーン」製作委員会

文・CARSMEET WEB編集部/提供元・CARSMEET WEB

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