北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍したタイ代表MFスパチョーク・サラチャット（23）が、今月13日にも来日するようだ。12日、タイメディア『サイアム・スポーツ』が伝えている。
スパチョークは以前から北海道コンサドーレ札幌への移籍が噂される中、今季のタイ1部リーグで全30試合中26試合に出場して5ゴール5アシストをマーク。タイFAカップやタイ・リーグカップでもほぼ全試合でピッチに立ち、ブリーラム・ユナイテッドの国内3冠達成に大きく貢献していた。
そんなスパチョークについては、先月にタイ国内で両クラブ幹部が会談すると、同選手が北海道コンサドーレ札幌へ6か月間レンタル移籍することで合意に達していた。また、タイ代表の公式フェイスブックアカウントでは、両クラブの取引内容について「6か月間のレンタル期間延長オプションや買い取りオプションが盛り込まれた」と綴られていた。
さらにスパチョークは、今月AFCアジアカップ最終予選に臨むタイ代表の招集を辞退。日本入国に必要な書類の準備するため辞退したとタイ国内の複数メディアが報じると、北海道コンサドーレ札幌は12日になって同選手の獲得を公式発表している。
『サイアム・スポーツ』は「6月12日にスパチョークが日本へ旅立った」と報道。記事内ではタイ国内の空港でスパチョーク本人と家族による記念写真が掲載されており、早ければ13日にも来日する模様。15日15時から日本国内で北海道コンサドーレ札幌入団会見に臨む予定となっている。
なお、スパチョークは北海道コンサドーレ札幌への加入について「北海道コンサドーレ札幌にレンタル移籍加入できて、クラブにはとても感謝しています。私自身にとって海外でプレーするのが初めてですし、新しいチームメイトを含めて新しい環境での挑戦なので楽しみにしています。緊張感がありますが北海道の街やチームに早く順応して、いい結果残せるように頑張っていきたいと思うので宜しくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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