横浜FCハイネル「川崎時代のJ1優勝で…」日本でプレー続行の理由語る
(画像=ハイネル 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 横浜FC所属のブラジル人MFハイネル(31)が、Jリーグの舞台で5年間にもわたりプレーしている要因を語った。11日、ブラジルメディア『ランセ』が伝えている。

 ハイネルは2017年1月にブラジル2部のポンチ・プレッタから川崎フロンターレへレンタル移籍。来日1年目ながらJ1リーグ制覇を成し遂げたものの、シーズン終了後にレンタル期間満了により退団。一旦ブラジルへ戻る。

 それでも2019年にブラジル2部のトンペンゼからサンフレッチェ広島へレンタル移籍。サンフレッチェ広島で3年間プレーすると、昨年12月に横浜FCへレンタル移籍により加入。今季は開幕からしばらく公式戦欠場がつづいていたが、先月25日のJ2リーグ第18節・いわてグルージャ盛岡戦で新天地デビュー。いわてグルージャ盛岡戦をふくめてリーグ戦4試合つづけてスタメンに抜てきされている。

 そんなハイネルは『ランセ』のインタビューに対応。日本で4年以上もプレーしている理由を聞かれると「僕にとっては、(川崎フロンターレでのJ1優勝は)とてもめでたいタイトルだったよ。日本に来たばかりなのに、わずか数カ月でもう日本サッカー界の一番大きなコンペティションで優勝したんだ」

 「(今季で)日本での5年目を迎えているけど、(長い間日本でプレーしていることと)あのタイトル獲得は大きく関係しているね」とコメント。川崎フロンターレ在籍時にJリーグに対して好印象を抱いたことを明かしている。

 そして「1年間一生懸命頑張って、何カ月も家族に会わない僕たちブラジル人は、自分を愛してくれる人たちの愛情でエネルギーを充電することをシーズンの終わりに望んでいる。それをあきらめるわけにはいかないんだ」と、母国の家族に対する思いも語っている。

 なお、ハイネルはサンフレッチェ広島退団前にも母国メディアのインタビューで「日本の環境やサッカースタイルには完ペキに慣れたので、この国でサッカーを続けたいと思っている」と語っていた。またハイネルと横浜FCの契約期間は来年1月までであると、昨年12月にブラジルメディアが伝えている。

提供元・Football Tribe Japan

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