25枚の良型をキャッチ と言うことはこの日に限っては食い気のある魚が上ダナにいなかったということですね?
伊藤 さとし
「そうとしか考えられない。ここでセットに切り替えれば何かしらの答えが返ってきたと思うけど、両ダンゴ縛りだからね。深追いせず食い気のあるタナを見つけたほうが手っ取り早いよね」
釣り場に限ったことではなく、こういうことはどこでも起こりそうな事例ですね?
伊藤 さとし
「そうだね。とくに気象条件とか水温とか、魚の活性を大きく左右するものに変化が起きたときは要注意だね」
混雑度もありますか?
伊藤 さとし
「もちろんだけど、それだけでウキがまったく動かないとはあまり考えづらい。釣れる釣れないにかかわらず触りくらいは出ると思うけどね。とくに魚影の濃い管理釣り場であればなおさらだと思うよ」

チョウチンに替えてからの伊藤は、水を得た魚のよう快調に竿を曲げはじめた。途中、ハリスを詰める場面もあるほど。また気温上昇とともに、ウキの動きはさらによくなり13時30分の納竿までに25枚の良型を引き抜いた。
やはり両ダンゴは魚の活性ありき。食い気のある魚がたくさんいるタナで釣ってこそ、釣果も面白みも上がるのは間違いない。
次回も「両ダンゴの宙釣り・管理池編」です。
<週刊へらニュース伊藤さとし/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
加須吉沼
TEL=0480(61)0899
この記事は『週刊へらニュース』2022年6月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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