キンメダイ釣りに浜名湖の湖西市新居港から出船した。当日の釣果は、良型交じりで32匹。船中上位の好成績となった釣行をレポートしよう。
遠州灘でキンメダイ釣り
シーズン到来と言っても、キンメダイ釣りは一年中でいつでもやれる。しかし冬は天候がそろわず、出航が極端に限られる。しかし釣りたい。今年に入ってやっと行けることになった5月中旬、実は順延に次ぐ順延で7回目となっていた。
午前3時に東浦町を出発し、浜名湖の湖西市新居港に集合した。相乗りとなる人たちが4人。早くも集まっていた中に、APCの植島さんの姿も。
席順はグループごとクジでミヨシからとなり、名嘉さんを先頭に私は4番目、船の中央となった。タックルをセットし、早々にベッドへ潜り込む。布団が敷いてあるのでぐっすり寝られる。
エンジン音のスローで起きだすと、もう明るくなってきている。急いで支度をする。仕掛けは木枠(ギグ)に巻いたハリ数20本、全長は33m。さしエサは全てイカ、オモリは鉄筋400号で投入を待つ。投入は後ろから間隔を置いて、順番がくる。一番緊張する時だ。
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(画像=キンメダイ釣りで38cm頭に32匹 最高14連掛けもあり満足深海釣りファンが集合(提供:週刊つりニュース中部版APC・酒井栄治)、『TSURINEWS』より 引用)
着底と同時にアタリ連発
時計を見るとちょうど5時。皆手際よく投入が終わる。330mで着底すると即アタリがあり、キンメ特有の連続した引き込みがある。上げるか待つか考えるのが、一番に楽しい時間だ。
上げての合図が出て右舷を見ると、中乗りの沢田さんもサオを出しており、12連で上げている。一番アタリが多かったミヨシの名嘉さんは、型は良かったがテグス混じりの大きなゴミの固まりに絡んでしまい、掛かっていたのは4匹のみ。大半はバレたようだ。私も型よく11匹で好スタートを切れた。
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(画像=キンメダイ釣りで38cm頭に32匹 最高14連掛けもあり満足筆者の一投目は11匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・酒井栄治)、『TSURINEWS』より 引用)