昨年10月に発売されたサムスン電子5Gスマートフォン「Galaxy A52s 5G」の公示支援金が最大40万ウォン(約4万2千円)まで上方修正された。中低価格フォンの新製品発売を控えて在庫処理のためのものと分析される。韓国メディア「MoneyS」が報じた。(写真:Galaxy A52s 5G=サムスン電子)
原文リンク:https://moneys.mt.co.kr/news/mwView.php?no=2022060413471914028
4日、関連業界によると、SKテレコムはGalaxy A52s 5Gの最大公示支援金を従来の17万ウォン(約1万8千円)から40万ウォン(約4万2千円)に引き上げた。公示支援金とは、携帯電話を購入する際、移動通信会社の特定料金制を一定期間維持する条件で提供する端末割引金額を指す。
これに伴い、Galaxy A52s実購買価格は出庫価格である59万9500ウォン(約6万3千円)から公示支援金と追加奨励金(公示支援金の15%)を除けば10万ウォン(約1万円)台以下に下がることになった。KTも4月、Galaxy A52sの支援金をSKテレコムと似た金額に引き上げた。
LTE低価格フォン「Galaxy A12」の公示支援金も上方修正された。SKテレコムとLGユープラスは、Galaxy A12の支援金を従来の10万ウォン(約1万円)台からそれぞれ最大21万ウォン(約2万2千円)、25万7000ウォン(約2万7千円)水準に引き上げた。出庫価格が27万5000ウォンな(約2万9千円)ので実際の購入価格は「無料」水準になるわけだ。
サムスン電子と通信会社がGalaxy A52sとGalaxy A12の支援金を引き上げるのは、サムスン電子の中低価格端末の国内発売が差し迫ったためと分析される。サムスン電子は近いうちに「Galaxy A33 5G」を発売する見通しだ。サムスン電子は今年3月、「Galaxy Aイベント2022」を通じてGalaxy A33・A53 5Gを普及型製品群の主力モデルとして公開した。
提供元・コリア・エレクトロニクス
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