車のメディアなどを見ていると、あるモデルのフルモデルチェンジやマイナーチェンジといったニュースが飛び交っています。
SNSなどで大きな話題となることも珍しくありません。
では、フルモデルチェンジ・マイナーチェンジ・ビッグマイナーチェンジそれぞれ、どのような意味で使われているのでしょうか。
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呼び方が違うだけではない!
呼び方が違うだけではない!
まず、フルモデルチェンジとは、そのモデルのラインナップを刷新することです。
いわゆる代変わりであり、現在販売されている現行モデルに対して、次世代モデルなどとも呼ばれます。
フルモデルチェンジが行われる周期はメーカーやモデルによってさまざまで、中には販売台数に伸び悩み、フルモデルチェンジが行われないまま1代でメーカーホームページから姿を消してしまう車も存在しています。
エンジンだけでなく車の土台となるプラットフォーム、デザインなど、その車に関わるあらゆる部分が新しくなり、場合によっては、開発が高コストになる傾向にあるプラットフォームは引き継いで、フルモデルチェンジが行われるケースもあります。
一方、マイナーチェンジとは、その車がフルモデルチェンジを受けるまでの期間の途中に行われる変更のことです。
一部改良とも呼ばれる変更であり、車のエンジンやプラットフォームといった部分は残したまま、エクステリア/インテリアのデザイン変更などが行われます。
フルモデルチェンジほど大きな変更ではないため、車によって差はあるものの数回に渡って行われることも珍しくありません。
そして、ビッグマイナーチェンジとは、モデルチェンジほど大きくはなく、マイナーチェンジほど小さな変更ではない改良を指します。
具体的には、新しいグレードやエンジンバリエーションの追加などが当てはまります。
ビッグマイナーチェンジは、フルモデルチェンジを行う時期ではないものの、何らかの理由で大きな改良をしなければならない場合に行われることがほとんどです。
しかし、現在ではビッグマイナーチェンジという言葉自体があまり使われなくなっている傾向にあるようです。
提供元・CarMe
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