回答者全体では楽天ポイント圧勝も、各経済圏も負けてはいない

楽天経済圏ユーザーが使うQRコード決済1位はなんと「PayPay」【MMD研究所調べ】
(画像=どの経済圏も自経済圏サービスが強い(「MMD研究所」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

「最も利用しているポイント」の質問では、回答者全体では「楽天ポイント」が34.6%と圧倒的。13.4%の2位「dポイント」以下を大きく引き離した。

経済圏別で1位のポイントを見ると、「ドコモ経済圏」は「dポイント」、「au経済圏」は「Pontaポイント」、「ソフトバンク経済圏」は「Tポイント」、「楽天経済圏」は「楽天ポイント」、「イオン経済圏」は「WAON POINT」、「PayPay経済圏」は「PayPayポイント」という結果に。どこも自経済圏のポイントが1位を獲得することとなった。それだけ経済圏の構築にあたって共通ポイントという存在が重要だということだろう。また、6項目すべてで楽天ポイントと、Tポイントがランクインを果たしている。経済圏が一般化する前からなじみのあるポイントはいまだ多くの人が使っているのだろう。

楽天経済圏ユーザーが使うQRコード決済1位はなんと「PayPay」【MMD研究所調べ】
(画像=(「MMD研究所」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

「利用しているスマートフォン非接触決済」は、これまでと異なり全体の回答から割れている。1位は「モバイルSuica」で10.1%。2位は「iD」の7.7%、3位「楽天Edy」5.5%と続いた。

楽天経済圏ユーザーが使うQRコード決済1位はなんと「PayPay」【MMD研究所調べ】
(画像=(「MMD研究所」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

経済圏別で見てもモバイルSuicaは「au経済圏」「ソフトバンク経済圏」「楽天経済圏」「PayPay経済圏」で1位に輝いている。JR東日本のサービスのため経済圏とはつながりは薄いが、通勤定期などに利用する人が多いことが多くの支持を集めた理由と言える。「ドコモ経済圏」および「イオン経済圏」でもモバイルSuicaは2位となっていたが、1位はそれぞれ「iD」、「モバイルWAON」となり、自経済圏サービスのユーザーをしっかりと囲い込むことに成功していることもわかった。

今回の調査から見えてきたのは、どこかの経済圏の中にいたとしても、すべてを同じ経済圏の中で完結させる人ばかりではない、ということだろう。「定期券と一緒になっていて便利だから」とモバイルSuicaを使ったり、「この店はこのポイントがよく貯まるから、この決済サービス」と店ごとに細かく使いわけたりしている人も少なくない。

どのような使い方が自分に最も適しているのかをしっかり考えて、使うサービスを選んでいきたいものだ。

出典元:ドコモ、au、ソフトバンク、楽天、イオン、PayPayの6サービス経済圏のユーザー実態調査 第1弾【MMD研究所】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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