■牛タン丸ごと! ほろほろ牛タンのスパイスカレー

牛タンを一本買い! 丸ごと使い切る絶品レシピを作ってみた
(画像=ブロックならではの醍醐味を堪能できる、『男の隠れ家デジタル』より引用)

思い切って牛タンを丸ごと煮込みに使うなら、カレーがおすすめ。牛タンを煮た汁は旨みがたっぷりなのでカレーの出汁代わりに使用するとコクが出る。牛タンは脂質なども比較的高いのでトマトベースのカレーにすると、トマトの酸味などもあり好相性。食べ飽きないやみつきカレーになる!

【材料(2人分)】
・温かいごはん 適量
・牛タン 約1kg
・タマネギ 中2個
・牛タンを煮た汁 3カップ
・サラダ油 大さじ2
・オリーブの実、フライドオニオン 各適量

【A】
・カットトマト缶 1缶(400g)
・砂糖 大さじ4
・ハチミツ 大さじ2
・カレー粉、チキンコンソメ、薄力粉 各大さじ1と2分の1
・クミンパウダー、ガラムマサラ 各小さじ1
・すりおろしショウガ、すりおろしニンニク 小さじ2分の1
・胡椒 小さじ4分の1
・塩 15g

【作り方】

〜牛タンの下準備〜
牛タンは冷凍であればしっかり戻す。ドリップなどをふき取り、大きめに切る

牛タンを一本買い! 丸ごと使い切る絶品レシピを作ってみた
(画像=大きめに切るのがポイント、『男の隠れ家デジタル』より引用)

(1)圧力鍋に牛タン、水(使用する圧力鍋のMAX量)を入れる。20分加熱し、圧力が抜けるまで置く。

(2)(1)の間にタマネギをみじん切りにする。温めたフライパンにサラダ油をしき、タマネギを入れ、弱火で10分ほど炒める。

(3)【A】を入れ、粉っぽさがなくなるまで炒める。牛タン、牛タンを煮た汁を加え、ひと煮立ちさせる。フタをして、極弱火で20〜30分ほどときどき鍋底から混ぜ合わせながら煮る。器にごはんと一緒に盛り付け、オリーブの実、フライドオニオンを添える。

★ポイント
・圧力鍋がない場合は、たっぷりの湯に牛タンを入れ、ひと煮立ちさせる。フタをして弱火で2時間30分〜3時間ほど煮る。煮終わった牛タン、スープなどは適宜料理に活用する。
・普通の鍋で茹でる際に長ネギの青い部分やショウガの皮、ニンニクなどの香味野菜を一緒に茹でると臭みもとれやすい。
・今回はタマネギをメインに使用したが、ニンジン、セロリなどみじん切りにしてタマネギと一緒に炒めるとさらにおいしい。

今回のレシピは、「牛タンは焼肉以外に思い浮かばない」という人にはうってつけ。しゃぶしゃぶやカレーにすると、いつもの牛タン焼肉とはまた違う味わいになる。ぜひ一度、試してみてほしい。

【取材協力:高橋善郎】
料理研究家/トライアスリート。料理家でありながら、東京世田谷にある和食料理店「凧(はた)」「凧 HANARE」の代表を務める。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を9個保有し、食品メーカーのレシピ開発、店舗コンサルティングを中心に、各メディアに出演中。トライアスロンの国内大会では年代別優勝するほどの実力を有し、2018年、2019年、2020年に行われた世界選手権にはエイジグループ日本代表として3年連続で出場(2020年は新型コロナウイルスのため未開催)。走る料理家として、スポーツメーカーや健康雑誌とのタイアップも多く手がけ、「食×健康×スポーツ」を普及する活動も精力的に行っている。

取材、文・岡本のぞみ(verb)/提供元・男の隠れ家デジタル

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