スニーカーは履きやすさや動きやすさが魅力で、さまざまなシーンで活躍するアイテムです。しかし足が幅広・甲高で、自分に合ったスニーカーがなかなか見つからないという方もいるのではないでしょうか。
今回は、幅広・甲高の方におすすめな人気ブランドの4E・3Eサイズスニーカーを厳選してご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
幅広・甲高とはそもそもどんな足のこと？
幅広・甲高の人が合わない靴を履くことで起こるトラブル
幅広・甲高とはそもそもどんな足のこと？
気に入って購入した靴なのに、いざ履いてみると「幅が合わない」「足の甲があたって痛い」こともあるでしょう。このように足幅や甲の高さが合わないと感じる方は、幅広・甲高の可能性があります。まずは、幅広・甲高の足とはどのようなものなのか、その特徴をチェックしておきましょう。
幅広の足の特徴
幅広の足とは足幅の広い足のことで、靴の足長はあっているはずなのに、親指や小指があたって痛くなってしまうことが多くあります。足のサイズというと、足の指先の一番長い所からかかとの後ろ端までの長さである「足長」を示すことが多いでしょう。
しかし、足の幅を示すサイズとしては、足の親指の付け根から小指の付け根までの幅である「足幅」、足幅を測った部分を1周した「足囲(ワイズ)」があります。足幅・足囲のサイズは小さい方から「A/B/C/E/2E/3E/4E/F/G」と表されますが、そのサイズが3E以上なら幅広といえるでしょう。
甲高の足の特徴
甲高は、足の甲が標準よりも高い足のことです。「パンプスなどの履き口が浅い靴を履くと甲が食い込む」「ブーツを履くと甲がこすれて痛い」「スニーカーの靴ひもが足りない、あまり余らない」といったことはありませんか。このように感じることが多い方は、甲高の可能性があるといえます。
幅広・甲高の人が合わない靴を履くことで起こるトラブル
日本人は欧米の方に比べると、幅広・甲高の方が多いといわれています。そのため、海外ブランドの靴や標準的なワイズの靴だと足に合わないケースも多いでしょう。自分の足に合わない靴を履き続けると、痛みや靴擦れ、こんにゃく足といったトラブルが発生する可能性があります。
また長期的になると、姿勢の悪化、腰痛や頭痛、血行障害など、身体全体の健康を損ねてしまうリスクも上がります。ここでは、合わない靴を履くとどのようなトラブルが起きるのか見ていきましょう。
トラブル①靴擦れ
サイズの合わない靴を履くと、よく起きるトラブルが靴擦れです。靴擦れは、靴と肌との摩擦によって発生します。
靴が足にうまくフィットしていないと靴との間に隙間ができたり圧迫されたりして、歩いているうちに擦れて傷になり、靴擦れになってしまうのです。そのまま履いていると水膨れになり、そこから雑菌が入り込んで膿んでしまうこともあります。
トラブル②こんにゃく足
こんにゃく足は、足の真ん中の骨を押さえるとグニャっと潰れてしまうトラブルで、こんにゃくのように柔らかい状態です。開張足(かいちょうそく)が悪化したもので、女性に多く見られます。
開張足というのは筋肉や靭帯が弱くなって骨をまとめているアーチがなくなってしまい、指の骨の間に隙間ができることで、足の指の付け根付近が横に広がった状態の事です。
この開張足よりもさらに筋力が低下したのがこんにゃく足で、足幅を測定する際に潰れてしまうため正しく計測できず、靴選びが難しくなります。
トラブル③外反母趾
「母趾」とは親指のことで、外反母趾とは足の親指が小指の方に曲がり「くの字」になってしまうトラブルです。外側に飛び出した親指の付け根部分が靴にあたり、赤く腫れて痛みを感じます。合わない靴を履くことが大きな原因で、特にハイヒールで外反母趾になる女性が増えています。
歩いているだけで自然に進行していき、徐々に普通の靴を履いていても違和感や痛みを感じるようになり、さらに悪化すると親指が人差し指の下に入り込んだり、上に乗ったりするケースもあります。
トラブル④むくみ
「夕方になると脚がむくむ」という方は多いのではないでしょうか。実はむくみは、合わない靴を履くことで発生しやすくなります。
サイズが小さく、締め付けられると血管やリンパが圧迫されてむくみの原因となりますが、サイズが大きくても靴の中で足が滑って力が入った状態が続き、疲れやむくみに繋がるのです。
また、足にフィットしていないと足の裏やふくらはぎの筋肉が使われず、血行不良や老廃物の蓄積が起こりやすくなり、冷えやむくみ、脂肪蓄積の原因になります。