1997年の登場以来、トヨタを代表するクロスオーバーSUVとして人気を集めているトヨタ ハリアー。2020年にはトヨタ 4代目ハリアー(MXUA80/MXUA85型)がデビューし、最低価格が300万円を下回るという驚きの値段設定から話題となりました。今回は、そんな4代目ハリアーのグレードについて紹介していきます。

目次
トヨタ 4代目ハリアー S【価格:299万円~】
トヨタ 4代目ハリアー G【価格:341万円~】

トヨタ 4代目ハリアー S【価格:299万円~】

トヨタ 4代目ハリアー(MXUA80/MXUA85型)の10のグレードを徹底比較!おすすめはハイブリッドを搭載したグレード!!
(画像=『CarMe』より引用)

「S」は、トヨタ4代目ハリアーのなかでもっとも価格を抑えたエントリーグレードです。

300万円を切る価格のために上位グレードに比べて快適装備が省略されていますが、クーペのように滑らかなエクステリア(外装)デザインやスタイリッシュな印象を崩さないように、ヘッドランプはオートレベリング機能付き3灯式LEDヘッドランプを標準装備し、クリアランスランプ、フロントウィンカーはすべてLEDとなっています。

インテリア(内装)ではインサイドドアハンドルがサテンメッキ加飾されているほか、センターコンソールボックスには合成皮革巻きのソフトパッドが奢られ、室内イルミネーションはクリアブルー化されているなど、最廉価グレードながらハリアーのブランド力を感じさせる高級感が演出されています。

トヨタ 4代目ハリアー(MXUA80/MXUA85型)の10のグレードを徹底比較!おすすめはハイブリッドを搭載したグレード!!
(画像=『CarMe』より引用)

エンジンはガソリンエンジンモデルに共通の排気量2L 直列4気筒M20A-FKS型を搭載。最高出力126kW(171PS)/6,600rpm、最大トルク207Nm(21.1kgm)/4,800rpmを発揮し、クロスオーバーSUVとしては必要充分なスペックを誇っています。

また、駆動方式は2WD(前輪駆動)と4WD(後輪駆動)の2種類が設定されていることも見逃せないポイントですね。

燃費も実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで、2WDが15.4km/L、4WDも14.7km/Lに達し、運転状況次第では実用燃費はより伸びることが伺えます。

さらに、トヨタ独自の安全装備である「Toyota Safety Sense」も標準装備され、エントリーグレードながら死角のない仕上がりとなっています。

価格は2WDが299万円、4WDが319万円となり、充実した装備や、ハリアーのブランド力を考慮すれば破格の値段設定と言えるでしょう。

トヨタ 4代目ハリアー G【価格:341万円~】

トヨタ 4代目ハリアー(MXUA80/MXUA85型)の10のグレードを徹底比較!おすすめはハイブリッドを搭載したグレード!!
(画像=『CarMe』より引用)

「G」は、トヨタ 4代目ハリアーのスタンダードグレードとも言えるモデルです。

エクステリアではヘッドランプがプロジェクター式LEDヘッドランプとなり、デザイン性と夜間視認性を向上。それに合わせてデイタイムランニングランプもLED化されています。ホイールも17インチから18インチアルミホイールへとサイズアップされ、「S」に比べて迫力の増した外観へとアップグレードされています。

インテリアにも違いが見られ、シート表皮は合成皮革を組み合わせたファブリックを採用し、座り心地や肌触りなどの質感を高めています。運転席はマニュアル式調整式から電動調整式となり、快適なドライビングポジションを確保できるよう配慮されているほか、ランバーサポート機能も追加され、ドライバーに合わせた適切なホールド性を発揮します

トヨタ 4代目ハリアー(MXUA80/MXUA85型)の10のグレードを徹底比較!おすすめはハイブリッドを搭載したグレード!!
(画像=『CarMe』より引用)

また、ボタン一つで解錠と施錠が可能なスマートキーを採用して使い勝手が良くなり、安全装備では「Toyota Safety Sense」にアダプティブハイビームシステムが追加され、昼夜問わず良好な視界が確保できるようになるなど、スタンダードグレードとして必要十分な質感と装備を持つ1台となっています。

価格は2WDが341万円、4WDが361万円で、「S」に比べて2WDと4WDそれぞれ42万円アップとなりました。