意外と多いトレーニングにおける左右差の問題。その原因に「呼吸」と「胸郭」が関係している。では、どのように改善すればいいのか鈴木雅選手に聞いた。
※この記事はアイアンマン2019年7月号に掲載されました。
監修:鈴木雅(ボディビル世界チャンピオン)
改善方法
左が効きづらいという人は骨盤を締め、左足にも重心を乗せ、呼吸によって左の肋骨を閉める。左腕を上げられる高さはやや低くなるが、三角筋に収縮感が得られるはずだ
左が効かない原因
右のサイドレイズは効くけど、左は効かないという人は意外と多い。多くの人は右に重心がかかっている。そのため右の体側が収縮し、右の肋骨が閉まる反面、左の肋骨は開くのでサイドレイズでは左が効きにくくなるという現象が生まれる
動画でサイドレイズの動作をチェック
鈴木雅(すずき・まさし)
1980 年12月4 日生まれ 福島県出身。
2004 年にボディビルコンテストに初出場。翌2005 年、デビュー2年目にして東京選手権大会で優勝。2009 年ワールドゲームズボディビル80㎏級3 位。2010 年から日本選手権で優勝を重ね、2018 年に9 連覇を達成。2016 年にはアーノルドクラシック・アマチュア選手権80㎏級、世界選手権80㎏級と2 つの世界大会でも優勝を果たした。
提供元・FITNESS LOVE
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