
明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸でプレーしていたダビド・ビジャ氏(40)は、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)とともにスペイン2部クラブの経営権取得を目指しているようだ。
スペイン紙『アス』が今月5日に伝えたところによると、デジタルマーケティング事業を手掛ける『株式会社セプテーニ・ホールディングス』がスペイン2部所属ブルゴスの買収に動いているとのこと。その買収にイニエスタやビジャも関わっているという。
ブルゴスは直近数シーズンにわたり3部の舞台で戦っていたが、昨季にリーグ優勝。2000/01シーズン以来となるセグンダ・ディビジョン昇格を果たすと、今季は15勝10分17敗で勝ち点55を獲得。11位でシーズンを終え、2部残留を果たしている。
一方、ブルゴスの経営権は数年前にアルゼンチンの投資グループの手に渡っている。ただ、以前2部リーグでシーズンを戦った時に財政難に陥っており、同じ失敗を繰り返したくないと考えている模様。複数の投資グループからオファーが届く中、今月末までに300万ユーロ(約4億2000万円)の増資を行う必要があるようだ。
なお、スペインメディア『5maseldescuento』は今年4月、セプテーニ・ホールディングスによるブルゴスの買収が半年以内に完了する見込みと伝えていた。イニエスタやビジャが日本サッカー界に大きな影響をもたらす中、ブルゴスの経営権が日本企業に渡るとなると、日本人選手にとってプラスに働く可能性も考えられそうだ。
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