
鹿島アントラーズ所属の日本代表FW上田綺世(23)は、スポルティングCP移籍が噂されている。しかし、DF板倉滉(25)を放出したシャルケも移籍先候補に挙がっているようだ。5日、ドイツメディア『DER WESTEN』が伝えている。
上田綺世の去就については以前、スイス1部のバーゼル、ブンデスリーガ(ドイツ1部)のSCフライブルクからの関心が伝えられていた。一方でポルトガル紙『Correio da Manhã』は今月4日、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のスポルティングCPが同選手の獲得に近いと報じているが、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は情報元が日本メディアだと主張している。
また、『ア・ボーラ』は上田綺世と鹿島アントラーズの契約期間は2023年1月までであり、同選手の市場価値が120万ユーロ(約1億7000万円)と伝えている。
その中、『DER WESTEN』は「ブンデスリーガ昇格を果たしたシャルケが、ウエダに興味を示している」と報道。上田綺世の現状について「彼は日本代表の一員となり、今年のカタールW杯に出場することを望んでいる。そして今、彼はクラブレベルで次のステップを踏み出そうとしている」と見解を示している。
その上で「スポルティングCPはウエダと日本代表でチームメイトの守田英正と契約を結んでおり、(上田綺世獲得への)アドバンテージを得ている。日本人選手がいることによって、ウエダが馴染みやすくなる。一方でシャルケは先週、板倉滉を失っている」とスポルティングCPとの争奪戦で敗れる可能性にも触れている。
上田綺世は今季、ここまでJ1リーグほぼ全試合でスタメン出場しており、今月29日の第16節・FC東京戦で早くも今季リーグ10得点目をマーク。2020年から3シーズンつづけて2桁ゴールを挙げており、日本国内から海外挑戦を推す声が上がっている。
また、昨年には東京五輪の舞台でプレーしたほか、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選でも2試合に出場。6月に行われるキリンチャレンジカップ、キリンカップサッカー2022計4試合の日本代表にも招集されている。
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