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考えない人=仕事ができない人って本当?
考えない人への上手な接し方&対処法を伝授!

考えない人=仕事ができない人って本当?

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

人に頼ってばかりであったり、指示が無ければ何もしないなど、仕事ができないといったイメージを持ったかもしれません。しかし、実際の場面では一概にはそう言えないというのが事実です。

確かに仕事の場においては、自分で考えて行動するという場面も多くあります。しかし、考えない人は全く仕事ができないわけではなく、言われたことであれば完ぺきにこなす事が出来たりもします。

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

実際、若手とされる社会人や誰でもできる仕事をしている人には、言われ事だけを、しかし着実にこなしている事が多いのです。すなわち、一言で言ってしまえば適材適所という事でしょう。

自分で考えて新たな発見や方法を実践するなど、考える事も非常に大切です。しかし、考える人とそうでない人は、仕事そのものに対するアプローチの仕方が違っているので、どちらかが絶対的に「できる」とは言い切れない訳です。

考えない人への上手な接し方&対処法を伝授!

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

考えない人=仕事ができないとは言い切れないのですが、とはいえ実際には自分で思考を働かせられない人というのは接し方も難しそうなものです。そんな場合に向けて、上手な接し方や対処法をお教えいたします。

考えない人への接し方&対処法①相手の意見を聞き出す

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず、相手の意見を聞き出す事から始めてみましょう。考えない人、というのはその人に接している自分を含めた周りの人からの評価であって、当人が本当に全く何も考えていない頭空っぽの状態とは限りません。

むしろ、これまでにご紹介してきたように、自分なりの考え方から自発的に意見を言わないなどの行動を取っている事があります。または、当人としては何かしらを感じつつ仕事などをしている可能性もあるのです。

考えない人というのは自分の意見をまとめたり、口に出すのを苦手としてはいるものの、まずは話し合いで聞き役に徹して上手く引き出してみましょう。本人の意思を知る事で、改善のための対処法が見つかるかもしれません。

考えない人への接し方&対処法②単純な作業を任せる

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

頭で考えることなく仕事をしている人は、仕事そのものに対して楽しさを感じていたり、熱意を持って取り組んでいる事はほぼ無いと思われます。その為に向上心やモチベーションといったものは、ずっと低いままなのです。

考える事をしない人に「考えながら仕事をして」といった所で、モチベーションが低いのは依然として変わりません。それにそもそも何を考えればいいか自体分からないので、言ったところでほぼ意味がありません。

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

であれば適材適所という事で、考えなくても出来るような単純な作業を任せてみましょう。考えさせることそのものが無駄になってしまうのであれば、そもそも考える必要が無い事を任せた方が、仕事の効率としては良くなります。

言われたことであれば確実にやってくれることは確かなので、その仕事に関しては間違いなくこなしてくれるでしょう。もし当人に変化があって考えながらの仕事がしたいというのであれば、それも効果があったということになります。

考えない人への接し方&対処法③複数の正解を教える

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

自分で考えられない人には、先に正解を教えてあげる方が効率的です。正解を考えさせたところでまともな結論に至る事はほぼ無いと言えますから、先に正解を教えて、その通りにやってもらう方がスムーズに事が運びます。

そしてその際、正解自体が1つだけではないということも教えてみましょう。大抵考えない人は1つだけの思考に偏ってしまいがちで、自分の中の知っているやり方でしか実践しないのです。

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

仮に利益をより高めるにはどうすれば良いか、という投げかけをし、原価を抑える、売値を上げる、宣伝対象のターゲットを絞るといったように、結果に結びつける方法は様々あるという複数の方法を提示するのです。

この際、相手に位置から考えさせない事が重要です。あらかじめ複数の提案や正解を設けておいて、その中から選ばせることによって考える事を面倒臭がらせないようにします。

考えない人への接し方&対処法④失敗を責めない

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

考えない人がそもそも自分で何も考える事をしないのは、それによって生まれる責任から責められるのを恐れていたり、失敗する事を怖がっているからです。その為、ミスをした時にそれを責めると、更に考える事を放棄してしまいます。

ですから、仮に失敗をしたとしてもそこですぐに責めないようにしましょう。そこでなぜ失敗してしまったのか、次回はどうすればミスが起きないか、といったように、原因の追求ではなく対策を立てる事を優先するのです。

性格や思考というものは、そう簡単に変えられるものではありません。しかし、失敗をした時になぜ起こったのかを考えられるようになれば、自ずと対策や反省点も見えてくるでしょう。

考えない人への接し方&対処法⑤考えない人だと割り切る

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

自分で考えない人が近くに居て自分がイライラさせられるのであれば、単純にそういった人だと割り切り、あまり関わらないようにするのが得策です。

そもそもストレスに感じてしまうのは、その人に対して期待しているからとも言えます。期待に応えられていないからこそイライラさせられてしまうので、最初からそういう人だとして期待しないようにしてみましょう。

本人としても、急に考えて仕事をさせたりするようにしても、いきなり性格などを変えるのはやはり難しいです。そんな人を相手にするのなら、自分の仕事に集中しておく方がよっぽど効率的となります。

考えない人への接し方&対処法⑥相手を褒める

自分で考えない人の心理や特徴は?上手な接し方や対処法を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

もし相手が多少なりとも自分で考えて行動をしたのならば、たとえそれで失敗をしてしまったとしても、責めるより先に褒めるようにしてみましょう。考えて行動した、という点を評価するのです。

褒められれば誰であっても嬉しいですし、自己肯定感を高める事にもつながります。結果が失敗であろうとも、考えて動けたことに対する達成感や成長、価値などを見出せるようになると、褒めた買いもあるというものです。