目次
Apple Musicの空間オーディオとは?
空間オーディオに必要な3つのもの
対応デバイス
対応アプリ
対応イヤホン・ヘッドホン
Apple Musicの「空間オーディオ」をご存知だろうか? 空間オーディオとは、臨場感溢れるサウンドが楽しめる音楽再生技術のことだ。この技術を活用すれば、まるで映画館にいるような感覚で音楽を楽しむことができる。
しかし、この空間オーディオを体験するためには、いくつか必要なものが存在する。対応していないアプリもあるので、事前にチェックしておくことをおすすめする。
そこで今回は、Apple Musicの空間オーディオについて、おすすめのイヤホン・ヘッドホンを解説する。最後までご覧になれば、最高の環境で空間オーディオを楽しむ方法がわかるはずだ。
Apple Musicの空間オーディオとは?

Apple Musicが提供している空間オーディオとは、まるで全方向から音に包み込まれるような感覚が味わえる音楽再生技術のことだ。これまでにない新しい再生技術であり、臨場感溢れるハイクオリティなサウンドが楽しめる。
サウンドが「自分の場所からどのように聴こえるのか」を計算して再生されるため、自宅で聴いても映画館と同じような迫力が味わえる。
また、Apple Musicの空間オーディオで魅力的な点は、気軽にハイクオリティなオーディオを楽しめることだ。これまで臨場感のあるサウンドを楽しむためには、専用のスピーカーを使用するなど、ある程度の環境構築が必要だった。
その一方、Apple Musicの空間オーディオは対応デバイスを使うことで、外出先でも手軽に堪能することができる。
なお、似たような再生技術で「Spatial Audio」や「360 Reality Audio」などがある。これらは、Apple Musicの空間オーディオと同じような技術だと言える。
空間オーディオに必要な3つのもの

空間オーディオを楽しむためには、大きく分けて以下の3つが必要となる。
- 対応デバイス
- 対応アプリ
- 対応イヤホン・ヘッドホン
一部例外はあるが、これら3つを用意することで空間オーディオは体験できる。それぞれを詳しく解説していく。
対応デバイス
まずは再生に対応したデバイスが必要となる。具体的な対応デバイスは以下の通りだ。
- iPhone
- iPad
- Mac
- Apple TV 4K
これら対応デバイスにイヤホン・ヘッドホンを接続し、対応アプリで再生すれば空間オーディオが実現する。
ただし、イヤホン・ヘッドホンがなかったとしても、対応機種であれば内蔵スピーカーを用いて空間オーディオが楽しめる。その対応機種は以下の通りである。
- iPhone XR 以降(iPhone SEは除く)
- iPad Pro 12.9 インチ(第3世代以降)
- iPad Pro 11 インチ
- iPad(第6世代以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad mini(第5世代))
- 2018年以降のMacBookシリーズ
- iMac(2021年モデル)
- Apple TVとHomePodを接続
これらデバイスであれば、内蔵スピーカーだけで空間オーディオが実現する。しかし、イヤホンやヘッドホンを接続することで、臨場感をさらに高められるため、イヤホン・ヘッドホンの利用も検討してみよう。
対応アプリ
空間オーディオはすべてのアプリ・ブラウザで適用されるのではなく、対応アプリの利用が必要となる。対応している主なアプリは以下を参考にしよう。
アプリの種類 | アプリ名 |
音楽アプリ | ・Apple Music ・Amazon Music Unlimited ・Deezer |
動画アプリ | ・Apple TV ・Netflix ・Disney+ ・Hulu |
空間オーディオを体験したい場合は、これら対応アプリを用いる必要がある。対応アプリは少しずつ増加しているため、今後の動向にも注目したい。
対応イヤホン・ヘッドホン
基本的にどのイヤホン・ヘッドホンを使っても、空間オーディオは体験できる。まずは手持ちのイヤホン・ヘッドホンを使って体験してみよう。
とはいえ、イヤホン・ヘッドホンによって性能が異なるため、空間オーディオのクオリティにも影響する。空間オーディオの大迫力をより楽しみたい方は、推奨されている機種を用意しよう。
推奨されている機種としては、主に以下の製品が挙げられる。
- AirPods Pro
- AirPods(第3世代)
- AirPods Max
すべてApple純正の製品であるため、最高の環境で空間オーディオを楽しめるはずだ。特に「AirPods Max」はApple純正のヘッドホンなので、よりリアルで臨場感溢れるサウンドを堪能できる。