釣り方とエサ
平野最奥のハタキ場狙いなら竿8~13尺、道糸2~2.5号、ハリス1~1.5号上20~30cm下30~40cm、ハリはギガリフトなら10~15号、短ボディー高浮力のパイプトップによる底釣り。エサは両グルテンかグルテン系を少し混ぜた両マッシュがお勧めだ。
深場なら道糸2号、ハリス1~1.2号30~40cm下40~50cm、ハリ同10~15号、ウキは高浮力ボディーのPCまたはグラスのロングムクトップを使った底釣りで、流れや波高の高い波が発生したら外通しによるドボン釣りが有利。エサはグルテンセット。
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水棹付け手順
以下は水棹付け手順の一例。なお水棹の抜き差しは常に舟の中央部で行うこと。どんなことがあっても水棹に体重をかけないこと。滑り止め加工が施された軍手があると刺すにも抜くにも力が入、りやすい。舟首は風上側が理想。
(1)支点となる水棹を打ち込み持参のロープで水棹と舟首を結ぶ。ロープの長さは3~4m余す。
(2)釣りをする方向に舟尾を向け直し深場なら垂直に、水棹がかなり余るようなら斜めに刺して水棹を絞り込み、舟に備え付けのロープで舟尾と固定する。右利きなら水棹は舟の右側、左利きなら左側にするが、絞り込んで水棹先端が舟の高さ以上にならないならどちらでもOK。
(3)(1)で結んだロープを引っ張り、舟に備え付けのロープで舟首を固定する。角度は緩くてもいいので舟首・舟尾の水棹が横から見てハの字になれば波が来ても竹の柔軟性でショックを吸収してくれる。(1)でロープを結ぶのはハの字を作りやすくするため。もし垂直状態で固定するなら、ロープは輪っかのようにして結び、舟が上下してもロープがスースーと動くくらいにする。ガッチリ締め込んでしまうと大きな波がきたときに水棹が抜けてしまうことも。
<週刊へらニュース 編集部/TSURINEWS編>
提供元・TSURINEWS
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