暮らしの中で光を放つヴィンテージ家具と、アートとしての側面を持つ家具作品が集結。
6月2日(木)から伊勢丹新宿店にて、江戸川区のギャラリーObjet dʼ art(オブジェ デ アート)による「MODERN LIVING + CONTEMPORARY ~日常空間のヴィンテージ家具とコンテンポラリー家具展~」が開催される。

ヴィンテージとコンテンポラリーのMIXで空間に深みを
数十年の時代の淘汰に耐える普遍的な美、そして深い設計力を持ったモダンデザインの逸品は、現代家具と合わせることでより引き立ち、空間に味わいを生み出す。
同展示会でも同様に、古い家具と同じ空間にワンポイントとして現代作家のコンテンポラリー家具を加えることで、ヴィンテージ家具のポテンシャルをさらに高めていく。

Sculptural Table Lamp High / Contemporary / x + l、『IGNITE』より 引用)
ベン・ストームズ氏やトーマス・セルイス氏の作品も
今回の家具展では、著名なデザイナーの作品が数多く集結する。
素材の限界に挑むデザイナー、ベン・ストームズ氏
ベン・ストームズ氏はベルギー出身のデザイナー兼、職人だ。“不可能に近い形を作ることで、見る人を混乱させ、一時的に視覚のバランスを崩させ、見慣れた素材を新鮮な目で見るように刺激する”のが、ベン流のこだわり。
伝統的な技術と最先端の技術を組み合わせて、彫刻的でユニークな形をしたアート家具を制作している。

独学で魅力的な作品を生み出すトーマス・セルイス氏
ビンテージ家具のギャラリスト(美術商)としてのキャリアも持つトーマス・セルイス氏。工芸品や創作への興味からさまざまなアプローチを追求した末、2016年に自分自身のアトリエを設立した。

代表作でもある亜鉛メッキを施したスチールチェアは、屋外での使用が前提。メンテナンスフリーかつ、時間の経過とともに変化する金属の美しさに着目している。
不完全性を活かした「x + l(エックスアンドエル)」
x + lは、オランダのアムステルダムに拠点を置く2人組のデザインユニットだ。同ユニットは幅広い分野での活動に加え、数量限定のハンドメイド作品を制作している。ハンドメイドならではのデザインやテクニックを用いつつ、あえて“不規則”なテイストを残したまま、不完全な美を感じられる作品を生み出している。

ヴィンテージ家具と、コンテンポラリー作家による作品が1つの空間で結合する同展示会。人々の「家具」に対する認識を新たなものへ変えるきっかけとなるに違いない。
MODERN LIVING + CONTEMPORARY ~日常空間のヴィンテージ家具とコンテンポラリー家具展~
会期:6月2日(木)~15日(水)
会場:伊勢丹新宿店本館2階 イセタン ザ・スペース
所在地:東京都新宿区新宿3-14-1
※イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合あり
文・IKKI/提供元・IGNITE
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