浦和関心のデンマーク人DFが去就言及「海外挑戦は…」現地で残留意見も
(画像=ラスムス・テランダー 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、デンマーク1部オールボーBK所属のデンマーク人DFラスムス・テランダー(30)を獲得する可能性が取りざたされている。その中、テランダー本人が2021/22シーズン終了後の去就について語った。3日、デンマークメディア『bold』が伝えている。

 身長191cmの大型センターバックであるテランダーは、ギリシャ1部のパナシナイコスやスイス1部のFCチューリッヒ、オランダ1部のフィテッセなど複数クラブでプレー。2019年8月にフィテッセからオールボーBKへ完全移籍すると、加入1年目から主力選手として活躍。今季はデンマーク1部リーグのレギュラーシーズン22試合中21試合でキャプテンマークを巻きフル出場していた。

 また、上位6クラブによる優勝プレーオフでは10試合中6試合に出場。ただ、先月上旬に3試合つづけてメンバー外となると、デンマークメディア『Transfervinduet』が先月12日に「テランダーはアジアに向かうかもしれない。浦和レッズが彼に興味を示している」と報じていた。

 テランダーとオールボーBKとの契約は今月末までと伝えられているが、今月3日時点でクラブは同選手との契約延長を公式発表していない。また、テランダーは今年1月にデンマーク1部の強豪FCコペンハーゲンへの移籍が噂されていた。

 その中、本人が『bold』のインタビューに対応。FCコペンハーゲン移籍の可能性を聞かれると「(FCコペンハーゲン移籍の噂については)何も知らないね。海外挑戦は今でも望んでいるよ」とデンマーク国外移籍の可能性に言及。

 その一方で「オールボーBKを見限る必要はない。以前にも言ったように、僕はこのクラブに好感を抱いているからね」とコメント。オールボーBK残留の可能性があることを強調している。

 また、『bold』はテランダーの去就について「オールボーBKは今月5日、来季のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選の出場権をかけてヴィボーFFと対戦する。オールボーBKが出場権を獲得すれば、テランダーにとっての残留の魅力は増すだろう」と綴っている。

 なお、浦和レッズはフェイエノールト所属のオランダ人FWブライアン・リンセン(31)を獲得することが濃厚と言われている。すでにデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)をはじめ4人の外国籍選手を抱える中、守備陣強化へさらなる新戦力獲得に動くことはあるのだろうか。

提供元・Football Tribe Japan

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